「東京の地下の秘密」252 生存者あり Don-chan(Daisuke.Y)さんの映画レビュー(感想・評価)
東京の地下の秘密
東京の一部(お台場、新橋あたり)が大洪水になる。
冴えない営業マンのユウジ(伊藤英明)とその家族に焦点を当てている。
大画面で観ると大迫力。
中盤まで252が空回りするが、きちんとタイトル回収する。
視聴順があべこべだが「I love youは143」という映画(『FALL/フォール』)を思い出す。
ところで東京消防庁の252についてだが、143でも助けに来てくれるだろうか。
ユウジが『北斗の拳』のケンシロウのように優しさと強さを持った男で好感が持てる。
ラストは、人を担いで崖から這い上がってきたラオウを彷彿させる。
怖い雰囲気の山田孝之さんは、『ドラゴンヘッド』(実写映画)を思い出す。
地下に古い新橋駅があったり、昭和感のある部屋があるという場面は興味深い。
安全な部屋には劣化していないベッドもあり、大切に持ち歩いていた発明品や偶然見付けたボールペンを使い怪我人の応急処置をするなど、都合よく不幸中の幸いが重なる。
政治家や自衛隊は登場せず、スケールが小さめで物足りなさは否めない。
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