「252は生存者の数かと思ったら違った!!」252 生存者あり アンジェロさんの映画レビュー(感想・評価)
252は生存者の数かと思ったら違った!!
2008年に作られた映画で、311後はもうこのタイプの映画は作られないだろうから貴重だと思います。クライシス描写は銀座の倒壊が怪獣映画っぽかったですが、特に新橋地下で人々が濁流に呑まれていく様は迫力がありました。キャラ設定がコミックみたいで単純で分かり易く、人間ドラマ部分もしつこくならない程度の丁度良いバランスだと思います。このジャンルが嫌いな人は少ないだろうし、2017年に観ても楽しめると思います。邦画はいつも長く感じますが、珍しく時間の経過を忘れて観る事ができました。桜井幸子や山本太郎が出ていて懐かしいです。怖い映画のはずなのに爽やかな終わり方で、やはり震災前に作られた為か良くも悪くもスッキリとした後味の映画でした。
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