デッド・サイレンスのレビュー・感想・評価
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その"人形"は芸術の域に達していた
当時、映画館で観て本当に良かった作品です。「ソウ」のジェームズ・ワンとリー・ワネルが再タッグを組んだ作品。
ある夫婦の元に差出人不明の人形が送られてくる物語です。
人形ホラーと言うと、多くの方はチャッキーを思い出すでしょう。確かにチャッキーは、悪質で残酷な人形ですが、めちゃくちゃ怖いという所まではいきません。
本作品のビリー人形は、見るからに不気味です。奇しくも「ソウ」のビリー人形と同じ名前でした。
ホラー映画を観る上で、面白くなる5つの要素があります。
1.先の展開が読めない
2.巧妙な仕掛けがある
3.意表を突いてくる
4.独自の世界観を持っている
5.音楽を効果的に使っている
「デッドサイレンス」は、これらの5つの要素を満たしています。「ソウ」も同様です。
最後の場面が今でも忘れられません。
数多くのホラー映画を観てきましたが、この作品には度肝を抜かされました。
自分の中では、ナンバーワンのホラー映画です。
絶対に叫ぶな!
オープニングなどで流れるテーマ曲いいですね「恐怖の旋律」って感じで(^-^) 腹話術人形の顔が怖いです・・・。 ドニー・ウォールバーグが出演してると知った時『ソウ』とクロスオーバーしてマシューズ刑事役なのかと思っちゃいました(笑) リプトン刑事という紅茶を思い浮かべる名前でしたね(笑)
コミックホラー
個人評価:3.0
ストーリーも弱く、演出も深夜ドラマレベルで怖さの前に陳腐さを先に感じてしまう。
悪霊の存在や能力にリアルさが無く、コミックを見ているよう。
ソウシリーズも手掛けている監督だが、本作は切り離して見ないといけない。
ラストの設定はよいが、人間を人形化する演出や、作製法などが細かく語られていればリアリティも増すかと感じる。
「SAW」って感じ
途中で、「あぁ~これ昔観たなー」って思い出した(笑)
まぁーまぁー面白いかな。
最後に謎が解ける展開は「SAW」そのものって感じですね。
ただ、気色悪い腹話術のお婆さん(の佇まい)があからさま過ぎて、そこは自分的にはイマイチだったかな。
舞台上での人形との会話のやりとり(言い合い)は、絶対に腹話術じゃないでしょ!って位~カブってて、いっこく堂もビックリでしょ(笑)
なんだか本当に人形が生きてる感じが出てましたね(笑)
人形にインパクトがある!!
人形はインパクトがあって笑えました。出だしで恋人が殺されるまでは良かったですが、故郷に帰ったその後はつまらなかったです。父親役のボブ・ガントンはどこかで観た事があるなと思いましたが、ショーシャンクの所長でした。
腹話術人形の顔が怖い
「SAW」のスタッフが製作した新作ホラーです。
ある日、突然、主人公の家に送りつけられた腹話術の人形。
差出人も判らず困惑していると「事件」が起こります。
「事件」の謎を解くために故郷に戻る主人公。
そこで、更なる事件が起こってしまい・・・
この作品のポイントは、やっぱり腹話術の人形だと思うんですけど、
この人形の顔が怖いです。
その人形にまつわる過去が判明するにつれ、話に引き込まれていきます。
中盤で、若干中だるみしますけど、最後の落ちはなかなかでした。
「SAW」の1作目と同じく、あっと驚くどんでん返しが待ってます。
「SAW」と同じでタイトルがヒントにもなってるんですけどね。
普通に楽しめるB級ホラーでした。
血しぶきは少なめです(笑)
既に「SAW」とは違う地平にいる
「SAW」の第一作目を手掛けたジェームス・ワンとリー・ワネルコンビが、焼き直しかつ踏み台でしかなくなった「SAW」シリーズをさっさと他人に任せて、自身で監督脚本を手かげた完全新作。腹話術にまつわる不可解な連続殺人の謎に迫る内容だが、「SAW」とは打って変わって、今度は真っ当な心霊ホラーに。とはいえ、最後の最後にちゃんと「SAW」と同じどんでん返しが待っているんだよなぁ(笑)。また作品の世界観そのものがトリックの目くらましになっているのが、滅茶苦茶上手いというか、「ああ、この人たち分かってるなぁ」って感じ。「SAW」のナンバリングが、閉じた世界観と人間関係の中で「今度はどう騙すのか」ってところに躍起になってうだうだ停滞している間に、「こんなの思いついたけどやってみっか?」くらいの身軽さで、全然違う地平にたどり着いてるのね。こういう跳び方をする人は大好きだし尊敬します。
ただ、ストーリーの展開自体が下手というか、盛り上げ方が分からなかったのか、山も谷もなく進んで行くし、恐怖演出もありきたりすぎて全然怖くない。PS2のゲームの方が怖いくらい。中盤から後半にかけては若干辛い。もう20分くらい削って90分前後で勝負したら良い感じだったのではないかと。
というわけで「SAW」に飽きた人はさっさとこっち見てください。やっぱオリジナルって強いよねと思わせてくれる作品です。全然宣伝されてないのが可哀想。
「ソウ」とは違うから、、、
「ソウ」シリーズの監督&脚本という事で、期待が大き過ぎたせいか、ちょっとがっかりしてしまいました。
もう少し、怖いかと思っていたので、、、、「ソウ」のように追いつめられる精神的な怖さを感じるような作品ではなく、オーソドックスなホラーサスペンスでした。
犯人は、ほとんどの人が途中で想像出来るだろうし、、、(登場人物が少ないからね)
でもまさか、父親があんな風になっているとは、思わなかったけど、、、w( ̄▽ ̄;)w
映像や演出は、「ソウ」をイメージする雰囲気はあります。
そうそう、(ダジャレじゃなくてね)そういえば(いや、だから、ダジャレじゃなくて)「ソウ」に出ていた人形もしっかりと出て来ます。(ちょっとだけどね♪♪)
昔から人形って、あまり好きじゃないんですよねぇ、、、なんか不気味ですよね。
特に日本の女の子の人形は、嫌ですねぇ、、、(髪が伸び続ける人形とか、、、怖いよ〜)
人形を奉納するお寺ってTVで見た事あるのですが、何百体というたくさんの人形が山の様に積まれていて、、、、あそこにひとりで一晩過ごすなんて、絶対に出来ませんからね、どんなホラー映画よりも怖いです(≧◯≦)ゞ
それに比べると、この映画の人形に対して怖さは、あまり感じませんでした。
でも隣に座っていたおばさんは、怖そうなシーンになると、下を向いて画面を見ない様にしていました。(音だけの方が怖いかもしれないのに、、、)
「ソウ」のレベルを期待しないで観に行けば、そこそこ怖さも驚きもあって充分に楽しめるのではないでしょうか(^o^)
ラスト命。
試写会で鑑賞。
上映前に作品に因んで、ご招待されたビリー人形の通訳として、
いっこく堂、でも1人だから、いっこくさん登場。
いや、師匠も来たので、いっこく堂さん。
どっちでもいいけど、やっぱりすごいね。
この作品はソウの監督ジェームズ・ワンと脚本リー・ワネル
のコンビの作品であります。
ソウの場合はお前のような残酷な人間に言われたくないよと、
多くの人が言いたくなってしまったでしょうが、
少しは考えてしまう部分もあったけど、
この作品は深い人物描写などは当然ようになく、
考えてしまうようなテーマもないような作品で、
やはりというか、当然というか、ラストの衝撃度で勝負だったわけですが、
ラストが全ての作品は感想が書きやすいですな。
ラストの衝撃度で言えばソウを10とするなら、
7か6かと言うぐらいでしょうか。
でもそれはあえて考えないように、なるべく考えないように、
これはと思っても、感想はアレとアレを書いてなどと、
なるべく考えないように観ていたからで、
多くの人がそこまではないかもしれない。
しかし、ラストに至るまでの過程は確実に1です。
妻が変死し、原因は殺害される前に届いた腹話術人形にあるのではないか、
妻が死の前につぶやいていた詩にあるのでないかと考え、って、
腹話術人形の伝説が生まれ故郷にあったとしても、
この時点で何も体験していない彼が腹話術人形が怪しいと思うか?
まぁ思って故郷に帰って、調べるわけですが。
そこからはラストまでソウのような巧妙さはなく眠たい展開の連続です。
叫んだら、死ぬ!
この設定だけでもアホかと思ってしまい、
別に書いちゃっても僕は問題ないと思うので書いちゃいますが、
幽霊とか呪いとかという、
アメリカでもリメイクモノで飽きられているでしょうに、
日本なら尚更で、しかもしょうもないような、
こけおどしの連続であります。
でも、アメリカンな撃退法には笑ってしまった。
あんなことしたら日本的には絶対に解決しないだろう。
それで僕は眠くなりながら考えた。
あえての詰まらなさではないのか?
ジェームズ・ワン×リー・ワネルのコンビは
ソウの2、3は製作総指揮としては参加してるけど、
4には名前が見当たらない。
しかも、この作品の企画はソウの製作直後から存在していたらしい。
おそらくラストありき、というかラストだけ?だったのではないか。
アメリカでこの作品の公開は昨年の3月のようだが、
それなりの時間がかかっているようであり、
何度書き直しても、納得のいく脚本が出来上がらなかったのではないか?
それなら、もういいじゃないか、何の新鮮味がなくても、
あえて詰まらなくして、眠くさせておいて、
衝撃を与えればいいじゃないか、そこまではソウ2、3、4の監督が、
ダーレン・リン・バウズマンでよかったんじゃないかと、
思わせておけばいいじゃないか、みたいなね。
そんなことないか。
チラシにも書いてあった通りに
タイトルクレジットにも伏線は張ってありますし、
分かる人はどの変で分かってしまうでしょうか。
僕は頑張ってもあそこだなぁ、だって精巧すぎるもん(ちょいネタバレ)。
ソウのあの人形も友情出演?しております。
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