「家族へのラブレター。」ポストマン ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
家族へのラブレター。
長嶋一茂を見ていると、
「朴訥なおじさんは好きですか?」と聞きたくなる。
演技や台詞回しの上手い下手ではなく(爆)
彼、そのものから溢れてくる存在感の逞しさ。
私はけっこう好きなんですよね。
あ~こういうお父さんだったらいいな、素敵だな、と
もし娘だったら?素直に思える気がします^^;
確かに演技は上手くはない(スイマセン)けど、今回、
その不器用で真っ直ぐなところが活きた気がします。
かな~りベタですが、とてもいい作品でした。
さらにこの舞台。千葉県の房総町なんですけれど、
自分には近いところなもので(爆)よけい懐かしい。
菜の花が咲き乱れる丘の上の景色、砂浜を走る
バタンコ(自転車)の画、美味しそうな磯料理。。。
いいな~いいな~♪と思わずそそられてしまった^^;
旧郵政省がそろってお薦めしそうな内容ですが、
私も郵便局でアルバイトをしたことがなかったし、
裏舞台を勉強できるのもいいんじゃないかしら。
最近は「メール」ばかりで手紙を書かなくなり、
せいぜい年賀状か、暑中見舞いや、お礼状。。
たまに友人から手紙が届くと、あぁ嬉しいな~と
思いますね。やっぱり手書きの温かさがあります。。
母親亡きあと、年頃になって扱い辛くなった娘に、
なぜ家族が一緒にご飯を食べなくてはならないか、
先生を通じて問いかける父親。
ん!?なんかそんな映画をつい先日も観たなぁー。
(三宅裕司の拓郎映画でした^^;)
父親の威厳が通じなくなった今の時代。
自分勝手が自由なんだと勘違いしていた若い頃に、
(私もまったくそうでした~^^;)
父と母のあま~い過去を知ることが出来た娘…^m^
幸せだと思います。自分が望まれて、愛されて、
生まれてきたのだということ。
両親が仲が良いのは、子供にとってなによりも
幸せなことですからね~。
ちょっと昔に戻って、ベタな家族愛に感動し、
地方の自然に触れて気持良くなるには絶好の!
カズシゲ主演映画でした。
いやしかし、、犬塚弘と谷啓の手紙のやりとり。
あれは素晴らしかったですねぇ♪面白い!^m^
(というより、あの二人が元気でいることが素敵☆)