ジャージの二人のレビュー・感想・評価
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父子で夏に軽井沢の避暑地で過ごす。 祖母が集めていたジャージを着た...
父子で夏に軽井沢の避暑地で過ごす。
祖母が集めていたジャージを着た親子男同士、堺雅人と鮎川誠の独特な間がおもしろい。
お互い私生活がうまくいっていなく、ハッピーエンドではないけれど、何か晴れたようなキャベツ畑での最後はよかった。
ジャイアントなんたら
長嶋有の小説を映画化した作品。
父54歳グラビアカメラマン、息子32歳無職、
ほぼ二人が喋ったりゲームしたり寝てるだけ。ジャージ姿で過ごす山奥の別荘ライフ。
あとの登場人物はカメラなおしてくれとやってくる近所のオバサンや携帯の電波3本スポットに現れる少女。ダンカンと妻役の水野美紀にはジャージをすすめたりする。
ゆるマッタリ。
お父さんが渋カッコいい。
コメントし辛い作品
たた、たた、だらだらの日常が流れていく。
感情の起伏もなくさっぱり作品。
ながら見してあまり入れ込まずに
ぼけーっとして見るのが正解です。
まこっちゃん、役者初めて見たけど
うーんバンドに集中しましょうよ。
もし嫌いではないがやはりあの訛りがなあ。
雰囲気持ってていいけどね。
まあ、コメントし辛い作品です。
田中あさみ、かわいい、魅力的。ああ、君は今いずこ? スローライフ、...
田中あさみ、かわいい、魅力的。ああ、君は今いずこ?
スローライフ、何も起こらぬ系の映画。こういう作品を楽しんで見られるようになれば映画通?
やはりまだその領域には到達できてはいないようだ。特に本作は妻の浮気という事件がある故、何か起こることをつい期待してしまうではないか!
そしてこの系の映画にしては決定的に欠けていることがある。
もたいまさこがいないではないか!(笑)
演出が好き
親子が群馬で非日常を送り親子のほのぼの会話でほとんど繰り広げられますが、ふたりの日常がかいまみえる。父親は今のこどものために、息子は自分と奥さんのために前向きに…
昔はどうあれ本当に仲良しの会話が楽しかったです。
半澤、前。
いやー、まったりしすぎ。ゆるいわー。
癒されますね。この舞台のようなところに住んでいたので、電波が届かないとか、レンタルビデオ店が凄く遠かったり。田舎あるあるです。
2008年ということで、あの「半澤直樹」(2013年)の前。半澤前の堺さんは、こんなかんじのゆるい優しさキャラが、多いですね。
夜見ると、きっと寝てしまうかも。それもまたよし。
群馬は畑ばっかりじゃないよ
携帯の電波が入らないくらい田舎な設定の群馬ですが、そんなことないよ!(笑)
物静かに進んでいく描写だけど、心がスッキリしていく感じがしました。
あなたも、オアシスへ行ってみませんか
行って、大正解でした。
この、偶然なる出会いに感謝です!!
事前に、知っていたのはヒトツだけ。
「セリフが、すごい少ないですよ」
少ないのもありますが、それだけでなく
話すスピードも、ゆったりしてるんです。
また、セリフが少ない分、
ふと漏らした一言が、とても重かったりする。
中盤以降、小ネタに他のお客様と、クスクス
笑いつつも、一言一句漏らすまい、と
相矛盾をした自分が、そこにいました。
舞台の中心は、軽井沢の別荘。
訳アリの父と、現在無職の息子が、
真夏に、避暑へやってくる。
「なんだか、寒いね~~」
ここで、ジャージ登場!!
昔、御婆ちゃんが大切に保管していた、
様々な、色とりどりのジャージが。
堺さん、鮎川さんが
ここでこのジャージを着るんですが、
実に似合ってる。堺さん、あまりにも
似合ってて、本人も、驚いたらしいです。
しかも、2人の着ている
ジャージの色がイイ。この色合いの
バランスと、2人が立っている姿を
観るだけで笑ってしまう。他のお客様も笑ってました(笑)
「ベータ」とか
「携帯電波」とか
「ジャイアントなんたら」とか
「ある出来事でのガッツポーズ」とか
「ジャージに書いてある小学校名」とか
他にも、クスクス笑ってしまうストーリー満載。
今、思い出していても、笑顔になってしまう。
ここ、
「クスクス」がキーワードだと思うんです。
避暑地=ゆったり、
セリフも少ない、しかも緩やか。
お客さん、大爆笑できないですよ、
作品全体の雰囲気が、静謐に包まれていますから。
それなのに、容赦なくドンドン攻撃してくるから、
途中からは、けっこう、キツかったです(苦笑)
さらに
「クスクス」にさせたのは、
登場人物、すべてが複雑な悩みを抱えていたから。
携帯電波届く場所があるのに教えないシーン、
プリクラを湖に投げ捨ててしまうシーン、
他にも、いくつか出てくるのですが、
堺さん、地顔が、笑み顔なんで、
静かに、怒ってるシーンがメチャクチャ怖いんです。
なんだか、気づかないうちに、命うばわれてそうで。
鮎川さんとの掛け合いが
ほとんどのシーンを占めていますが、
呼吸もばっちりで、本当の親子みたいです。
あなたも、
暑い夏にオアシス(避暑地)で、
涼しいひと時を、過ごしてみませんか?
【補記】
①色と音へのこだわりも、感じますよ
②『ジャージの二人』、中村監督、
「このタイトルで2時間は、お客さんキツイだろ」って
1時間30分にしたそうなんです。そんなところまで、
気にされているなんて、そちらにも驚いてしまいました!
涼しいトコでのんびりしたい。
夏はやっぱり涼しいところでなんにも考えたりしたりしないで
起きて、食べて、眠ってってしたいよねぇ〜。
と思ってしまう映画。
現実の問題とか取り合えず今だけはおいといてさ、避暑を楽しもうよ。
そんな風に語りかけてくるほわわーんとした物語。
「僕」の堺さんと「父さん」鮎川さんが親子に見えてくるから不思議(笑)
(ちょっと鮎川さんのセリフが聞き取り難いのが残念なんだけど)
深刻な問題もあるし、色々考えることもあるけど
夏の避暑地にいる間は先送りにしても許されるよね。
ラストシーン、もう「にっこにこ」になりますよ、きっと。
なんか、こう・・
映画「ジャージの二人」(中村義洋監督)から。
やっぱり、この映画の気になる一言と言えば、この台詞。
主役の親子(鮎川誠さん、堺雅人さん)の口癖「なんか、こう・・」
ものを例えるときに、必ずこのフレーズが接頭語のようにつく。
それが耳に残って、その人の性格まで表現しているように。
「なんか、こう・・」のあとに続く言葉が具体的・・と指摘もされる。
普通「なんか、こう・・」と口にしたら、その後に続く言葉は、
曖昧というか、あまり例えがしにくいはずなのに・・。
「なんか、こう・・甘いものが食べたいなぁ」ならわかるが、
「なんか、こう・・アーモンドチョコレートが食べたいな」では、
言葉として、使い方がちょっと・・と思ってメモしてたら、
物語の中でも、指摘された。(笑)
全体的には、大きな事件がある訳でもないのに、
とても楽しい作品だった気がする。
東京から群馬県の山奥に避暑に来て、テレビで東京の天気予報を見る。
非常に暑い一日になる予報に、ガッツポーズをとるシーン、
携帯の電波アンテナが3本立つ場所を貴重にする住民のシーン。
けっこう印象に残った映画であった。
和小が忘れられない。
なんかこう…。(爆)
私は昔からジャージという被服が大キライだった。
学校の運動着を思い出させるあのスタイル、素材、
デザイン性、ムダに入っている二本線だか三本線。
立てても広げても首に違和感を与える襟の存在。
さらに昔のには、かかとにひっかける帯まであった。
…ナンなんだ?あのデザインは。
唯一良かったところ。
綿の体操服と違い、すぐ乾く。乾燥性に長けている。
でも、なんかこう…。どうしてもキライなのだ。
しかし、いくらキライな被服を常用した映画でも、
大好きな人々が関わっていれば観たくなる。
堺雅人、鮎川誠 (!)、大楠道代 、監督・中村義洋。
ただ、映画としての期待はしない方がいいと思う。
…だいいち、
ジャージがメインって、どんな映画なんだよと思う。
今流行(なのか?)のユルユルダラリん系作品…。
盛り上がりも盛り下がりもなく、細かなギャグが
「ジャイアントカプリコ」並みの迫り方をする作品。
つまらないといえばつまらない汲み取り便器みたいな
感じではあるんだけど(スイマセン)私は面白かった。
だって、あの、ジャージに書かれた文字の数々!?
特に覚える必要などないけれど^^;けっこう勉強になる。
亡くなった祖母が大事にコレクションしていたらしい、
地元小学校のジャージ…?しかし新品のように見える。
「寒い?」の一言を皮切りに^^;押し入れから出される
異様なカラフル色、鮎川誠の着こなしなどモデル並だ!
(着用時に流れる重低音のテーマがたまらん♪)
よくよく考えると、なんで大人が着れるサイズなんだ?
分からないツッコミは始めたらキリがないことを、
豊かな森林とイノシシ(爆)高い空となだらかな小径、
携帯も通じない田舎の暮らしぶりが教えてくれる…。
なんかこう…。できれば、猛暑の頃に観たかったな^^;
(ジャージよりも不満だった水野美紀。あの妻はナニ?)
ナイスキャスト!
お話しはある夏の日のコト、仕事を辞めた息子・32歳は、元グラビアカメラマンの父親・54歳に誘われて、山里の別荘にやってきました。お互い日常生活に問題を抱えていて、ちょっと現実逃避のつもりの二人は、亡き祖母が集めていた古着のジャージを着て、のんびりと過ごそうと腹を決めたのです。とは言ってみても、息子は携帯電話の電波が気になったり、父親はファミコンで遊んだり…。いい歳をした大人二人は、まるで無邪気な子供の頃に戻ったかのように、何もしない夏休みが始まるのです。
さて、この映画なんですが、何かの答えを導くというわけでもなく、複雑な人間関係についても、まったく説明のない不思議な映画なのです。
細かく揺れる心理描写と、意表を突いた笑い。
そこからすべてを察するしかないのです。
では、心地よいスローライフを描くこの映画の魅力はどこに?
それは、親子の会話の絶妙な間合いにあったのです。これはどうやら人知れず努力した父親(鮎川誠)と、それを支える息子(堺雅人)の気遣いという、絶妙のコンビネーションに隠されていたのです。
芥川賞、大江賞作家の長嶋有の原作を、『アヒルと鴨のコインロッカー』『チーム・バチスタの栄光』で波に乗る俊英・中村義洋監督の手により映画化した本作。主演は2008年助演男優賞を受賞した時の人「堺 雅人」さんです。
いつも微笑んでいるような顔つきが特徴で「喜怒哀楽を全て笑顔で表現する」ことのできる男とも言われた中堅俳優。
また、父親役の「鮎川 誠」さんと言えば、今年結成30周年を迎える「シーナ&ザ・ロケッツ」のリーダーとして日本のロックシーンにおいて重要なミュージシャンであることは言うまでもないでしょう。でも、「役者で!」となると、まったくイメージが湧かない人が多いと思います。しかも、その映画というのがロックには無縁の、風変わりで曖昧な日常を描いたものであるとすれば、なおさらではないのでしょうか。
この異色のコンビが、色鮮やかな“ジャージ”を着こなしている!ありえない光景に思わずクスリと笑ってしまうのです。
森の中を流れる、ゆったりとした空気…。そんなスローライフのユルさを十分に楽しめるのが本作の魅力なのですね。
「いい歳をした大人が!」という言葉をグッとこらえていても、最後にはこの親子二人がなんだか愛おしく思えてくるから不思議なのです。
最後になりましたが、7月より全国順次ロードショーのため、季節は冬になってしまいました。でも、まだまだ『ジャージの二人』の夏休みは続きます。
上映館が少々遠くにありましてもチャンスは今だけです!
是非ご覧になってくださいね。
ゆる〜い夏
堺さんと鮎川さんのやりとりに癒されます。
とてもほのぼのとした映画です。
そういうゆる〜い映画が好きな人にはたまらない映画でしょう。
ただやはりすこし退屈感はあります。
わたしにとっては「ふーん」という感じで終わってしまいました。
ただ間の使い方が絶妙で、とてもこの映画にとって、大事なポイントになっています。
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