うた魂♪のレビュー・感想・評価
全26件中、1~20件目を表示
ゆっくりしたい休日に。
飲んだあと口すっきりさわやか三ツ矢サイダー!
な気分。
ケーブルで鑑賞。
ちくちくいやがらせをしてくる子と
あっさり和解したり
ゴリさんたちあっさり
感動して合唱始めちゃうなど
浅い…けど
あんまりそこにひっかかって作ると
せっかくのコメディテイストが薄まるからかな?
あんまり体力も気力も使いたくない休日に、
まったり見て気分よくなる映画でした。
【”一生懸命に何かに打ち込む姿は、美しく気高い。”コミカル要素を絡めつつ、合唱の楽しさに気付いて行く若者達の姿が心に響く作品。ラストの大合唱シーンは名シーンだなあ、と思った作品でもある。】
ー 運動、音楽を含めた文科系に関係なく何かに打ち込む人の姿は、気高く美しい。久しぶりに今作を観た率直な感想である。-
■七浜高校女子合唱部に所属するかすみ(夏帆)は歌と自分が大好きな女子高生。
だが憧れの生徒会長に撮られた自身の歌う姿が“産卵中のサケみたい”だったことに落ち込み、歌への情熱をなくしてしまう。
そんな時、ライバル校のヤンキー合唱団を率いる権藤洋(ゴリ)が現れて…。
◆感想
・久しぶりの鑑賞であるが、矢張り面白き作品であった。
それは、自意識過剰ながらも歌の大好きな夏帆が演じる女子高生かすみや、ヤンキー合唱団が楽しそうに伸びやかに歌を歌う姿が魅力的だからである。
・薬師丸ひろ子さんの歌の上手さは、有名だが(透明感溢れる歌声)、彼女が演じた演奏部顧問の代休先生が実はその前に、ゴリが魅了されたストリートミュージシャンだったシーンも素敵である。
・かすみに嫌がらせをする、副生徒会長の理由が小学校時代の”フニクラ事件”だったことは、忘れていたなあ。(そりゃあ、苛めたくなるよね・・。音痴の女の子にとっては・・。)
序でに言えば、小学生のかすみを演じていたのが今を時めく三吉彩花さんだったことにもビックリである。
・劇中で歌われる、ヤンキー合唱団による故、尾崎豊の”15の夜”や”僕が僕であるために”、エノケンの”私の青空”など合唱団の個性が出た選曲も良い。勿論歌も良い。
<ラスト、全国大会に出場する高校を決める大会シーンで観客も一緒になって歌う、MONGOL800の”あなたに”の大合唱シーンは名シーンであろうと思った作品である。>
ちょっと散漫
一応「感動系」なんですけど、制作側の感動させたいとか笑わせたいとかの意思がかなり露骨に透けて見えちゃいます。あと、感動させるためには、一定のリアリズムが必要だと思うんですけど、かなり脚本とか演出とかがご都合主義っぽく、エピソードの差し挟み方も中途半端で、作品としてはちょっと興ざめでした。でもさはさりながら、みんなが一生懸命歌っている姿はまあカワイイ。
あと、冒頭から途中までの、自分に酔っている夏帆さんはけっこう愉快。
歌っていいな
当初、和製天使にラブソングをかな?とか思ってました。ヤンキーを歌で導くみたいな。でも逆。見た目は粗暴でガサツだが、魂を込めて歌う不良達に主人公が歌うって何かって気づかされる。
主演の夏帆やゴリの演技も良かったが、嫌味な岩田さゆりがとても良かった。ただ嫌な奴じゃなく、理不尽でもなく、ドストレートに核心をついてくる。良い悪役。
ラストだが、昔合唱をやっていた者として、あんな現象が起こったら泣く自信がある。
アマゾンプライムで、無料配信を何気なく身始めましたが、笑いのセンス...
アマゾンプライムで、無料配信を何気なく身始めましたが、笑いのセンスもツボだし
歌を歌う事ってみんな好きなのに何故かダサいとされている合唱の問題点、選曲と歌うとき魚のような顔になる問題ww
を実にうまく取り入れてる。
ラストのモンゴル800の歌もシンプルに感動できました。
ゴリと夏帆のキャスティングも良かった。
女の子にフルチンとか
少々、下品なところもあるが、歌が好きな女の子が合唱で頑張るドラマ。
夏帆が空回りするバタバタした高校生らしくて良い。
ガレッジセールのゴリが違和感あるが、変な恋愛ドラマとか入る話じゃないから、あれでいいのかもしれない。
合唱部は可愛い子をたくさん揃えていた
総合65点 ( ストーリー:55点|キャスト:70点|演出:60点|ビジュアル:70点|音楽:75点 )
笑いを狙っての馬鹿馬鹿しい小話やくだらない演出が続いて、前半の印象は決して良くはなかった。物語も安直で非現実的で、これははずれだったかなと思って気力が萎えた。だが「産卵中の鮭の顔の呪縛」から解放されて吹っ切れたあたりからは成長しまっすぐに取り組む姿に共感が持てたし、それが合唱部全員で努力し歌う姿は純粋さや清々しさがあって盛り返した。主人公の夏帆は「下妻物語」の深田恭子が「スウィングガールズ」での上野樹里や「書道ガールズ」の成海璃子として出演したような、ちょっと不思議ちゃん的役柄。自分が大好きで無意識のまま一人の世界に生きていた彼女が、みんなと溶け込んで一緒になる姿に、最初よりはずっと好感が持てた。
勘違いって青春
夏帆ちゃん主人公さわやか!!天然高校生の成長ぶりと夏の雰囲気がまたさわやか。勘違いは時として人の人生狂わすし、かわいい女の子が叫ぶ言葉ではないけどそこまでするのは何故かもわかったし、爺ちゃんが夏帆ちゃんにあげたあれ私も欲しいし。わかりやすかった。青春もの。
夏帆ちゃん!
こういう作品を観ると清々しい気持ちになるね。
主役の夏帆ちゃんは演技力はこれからとしても邦画のこれからを期待させられる魅力があるし、全体的に力を抜いた自然体の演技が観るものに清々しい風を運んでくれる。
題材はありふれた作品でこれといったひねりもなく普通の作品だが、題名通り魂がある。ゴリ(ガレッジセール)も凄くいい!他の脇役人もその仕事を的確にしていてラストの大合唱にもっていく。ラストは観ている者まで一緒に唄いたくなるほどに引き込まれた。
残念なのはラストの大合唱の時に一つ一つの学生達が客席で立つシーン、少し不自然に立つ人達がいる所。と、夏帆ちゃんの前半部分の天然差が後半ないとこ、ぐらいかな。
とにかく全体的に爽やかな風が通り抜けた作品でした。夏帆ちゃんはとにかく良いです!
途切れ途切れ?
もっと熱血高校生モノかなあって期待していました。意外とあっさり。で、流れが途切れることが何度かあって、きっとここは笑いのシーンなんだろうなあと場の空気は読めるのですが、いまいちわからなくて笑いそびれちゃって・・・。ごめんなさい!ストーリーは単純明解。挫折した高校生がコンクールに向けて頑張るパターンです。
ゴリさんの高校生はやってくれますねえ。
お、掟破りだ~!
とっても可愛い夏帆ちゃんの主演作。北海道の高校を舞台にした、“合唱・スポコンムービー”。文化系なのにスポコンとは、これ如何に(^^;??
『「スイングガールズ」の合唱版?てな、感じかな~』と思って観に行ったのですが、少しテイストは違った感じがしました。でも、“何かに一生懸命に取り組む、女の子達のストーリー”っていう点では、共通したものがあったと思います。事実この映画でも、俳優陣が実際に合唱の指導・特訓を受けて、その歌声をスクリーンで堂々と披露しています。この“ホンマモン”の力は、観ている者を魅了してくれますし、吾輩は素直に楽しめました。また、尾崎豊の「15の夜」を始め、『おお?こんな曲まで合唱アレンジ??』という新鮮な驚きを与えてくれた楽曲の数々も、必聴モノです。
但し!実年齢・35歳のゴリに学ラン着せて高校生やらせるのは、ナンボ何でも反則!いくらヤンキーの役だからといっても、面白けりゃ~それでイイってワケじゃないでしょう?あまりにも掟破りなこのキャスティングが、この映画のクオリティをかなり下げてしまって(“おふざけ映画”ってイメージが…)いるような気がして、吾輩は非常に残念です。いや、面白かったんですけどね…。やっぱり、やりすぎやで!
夏帆ちゃんの魅力がいっぱい詰まったこの映画に、かつて「セーラー服と機関銃」で、同じくスクリーン・アイドルとして絶頂を極めた、薬師丸ひろ子様が出演されておられますが、いい感じで歳を重ねておられますね。決して“老けた”という意味ではなく、歳相応の可愛らしさを持った女優さんになられたと、観ていて強く感じました。もう「セーラー服…」から27年(!?)が経っちゃいましたか…。夏帆ちゃんも、将来こういう感じに歳を重ねて“イイ女優さん”になっていってほしいですね。でもその姿をスクリーンで拝見する頃、吾輩は70歳目前!になっとるんですね。生きてれば…(>_<)。
何かが足りない…
「スウィングガールズ」「フラガール」などに比べてしまえは、何か突き抜けるものも特筆すべきものも足りない…。ゴリを高校生にするという突飛でもないことをしでかしているのにも関わらず、意外と普通に見えてしまうのは、果たして良いことなのか、悪いことなのか……。
クライマックスの合唱シーンはお見事ではありますが、演出というかカメラワークとかも平凡で盛り上がりがいまいち伝わってきませんでした(ゴスペラ-ズのカメオ出演は不要でしょう)。とはいえ、全体的にはこぎれいにまとまっていはいるので、普通に見られますが、あまり残るものも多くはないような印象です。
歌う事の楽しさを感じさせてくれる佳作
「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」等の作品に連なる高校生の青春もので、歌うことの楽しさを感じさせてくれる佳作。
細かい事を言えば、脇役のキャラクターを説明するための無駄なシークエンスが何シーンかあって、それが作品全体のリズムを崩していたのが残念だったけど、“歌”自体が持つ力もあって、十二分に楽しめる良作には仕上がってたと思う。素直に楽しめる1本じゃないかな。
合唱シーンは観る価値あり。ギャグと「奇跡」は不自然さが残るかも・・・
<ストーリー>
かすみは合唱部のソプラノパートリーダーをしている、ちょっと自意識過剰な女子高生。自分では歌の才能もあり、おまけに可愛いと思っている。ある日片思いをしている牧村から、「歌っている君を写真に撮りたい」と言われ超有頂天。
後日撮影も終わり、早速写真を見せてもらうがどれもかなり変な顔で写っている。自分が歌っている時の顔が変だということに、初めて気付いたかすみ。おまけに牧村からは信じられない言葉を言われる。
すっかりやる気を失くしたかすみは、夏祭りの合唱祭を最後に退部しようと考えるのだが、そこで観た目はヤンキーな他校の合唱団に挑戦状を叩き付けられ、彼らのステージを観ることに・・・
<個人的戯言>
私がこの映画を観ようと思ったのは、夏帆のファンな訳でもなく、合唱というテーマに惹かれたからです。かつて観た、同じ合唱を扱ったスウェーデン映画で味わった感動を、また観ることが出来るかもしれないというものです。合唱シーンはどれも悪くない出来だったと思いましたし、楽曲のクオリティー、そして選曲、思わぬ懐かしい歌声を聴くことも出来て、結構満足しています。
しかしストーリーの中のギャグはあまりに寒く、思わず心に「みんなのうた」の「北風貫太郎」が子供合唱団で流れ、ラストは期待していたものでもあったのですが、それがスウェーデン映画のラストのパクリ?と思わすもので、しかもどちらもかなり不自然・・・ストーリーもペラペラで、期待した私が間違っていたと思います。比較するのがそもそも無理か・・・
最初からギャグは♪北風ぴーぷー吹いていた♪という感じでしょうか?しかも夏帆の自意識過剰娘も含め、かなり不自然。これももっと突き抜ければ成立していたかもしれませんが、コメディエンヌの道は厳しいです(この映画の前に、「地上5センチの恋心」という映画の、ベテラン・コメディエンヌの演技を観たのでなおさら)。更に主軸となるストーリーもペラペラ。これもまた先日観た「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」の、バカだけどがむしゃらな青春とはえらい違い、と比較してしまいました。
合唱のシーンはよかったと思います。本人たちが相当練習はしたということで、普通にちょっとジーンとはしました。楽曲もゴスペラーズ、モンパチ、そして好きだった尾崎豊と、選曲的にも個人的に満足のいくものでした。また合唱ではありませんが、懐かしい人の歌も聴ける特典付き!これは観てのお楽しみ(ただし一定年齢の人限定の楽しみ)。しかしラストの奇跡の瞬間は・・・実はあれを待っていた、というか出てくることは予告等で予想は付いていて、それを期待していたのですが、それがあまりに不自然な感じ。さすがに会場にいるエキストラ・レベルに予算はかけられないのでしょうが、思いっきり「立たされている」感丸出しでした。
この映画のテーマが合唱で、かつて観た、同じく合唱を扱った、スウェーデン映画「歓びを歌にのせて」で味わった「奇跡」の瞬間の感動が、また思い出させてくれるのでは、というのがこの映画を観ようと思ったきっかけです。しかしラストの「奇跡」は、「歓び・・・」のようなドキュメントを観ているような感覚はなく、ストーリーも、閉鎖的な村社会等の背景を描いていた同映画と比較するのは、そもそも無理な話だったのです。
これは私の期待するものが、そもそも間違ったところにあったと考えています。ですのでこの作品を評価するのもおかしいのかも。所詮「戯言」ですのでお許しを。もう一度「歓びを歌にのせて」観よう~っと!
ハートで歌おう♪
夏帆,ゴリ,亜希子,徳永えり,岩田さゆりの
若手たちは良かったのに対して,
(ゴリは若手ちゃうけど)
代理教員,おじいちゃん,両親,
TV局のクルー,バスの運転手などの
大人たちのドラマは微妙,中途半端。
しつこくて,見た目で煽りすぎで,
狙ってる意図が丸見えのコメディパートは,
ほとんど全て笑えないし,
感情を言葉にしてしまっている箇所多数だし,
舞台を北海道にする必然性も感じられないし,
せっかくの素晴らしい合唱パートを,
周りのドラマが盛り上げていなくて残念。
いっそ,七浜高校と湯の川学院の高校生のみにして,
恋も省いて,合唱に打ち込む青春だけを,
一時間半くらいでシンプルに描いていれば,
もっとラストの大会に感動できたと思う・・・。
全26件中、1~20件目を表示