「ややパンチに欠ける…」ファーストフード・ネイション ケイさんの映画レビュー(感想・評価)
ややパンチに欠ける…
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大手ハンバーガーチェーン幹部が自社商品の肉に大腸菌が入っているという調査結果から、工場の調査に乗り出す。そこでは利益至上主義の元、メキシコの不法移民を雇い、ド素人に肉を扱わせ、劣悪な環境で働かせている現実があった。仲間と工場の悪事について議論し、牧場の牛を逃すバーガーチェーンの元バイトだったり、街から出ることを勧めるその伯父だったり、工場の監督に利用されるメキシコ姉妹だったり、様々な立場の人が豪華キャストで登場し、社会問題を提起している形をとるが、どれも中途半端に見えた。幹部のギニアがラスト翻意しなかったのは残念だが、それが現実。
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