劇場公開日 2008年2月9日

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「【”チーム・バチスタの栄光を剥奪した者”今作は、医療ミスを暴いた映画ではなく、医療殺人を起こした者を解明するミステリーである。】」チーム・バチスタの栄光 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【”チーム・バチスタの栄光を剥奪した者”今作は、医療ミスを暴いた映画ではなく、医療殺人を起こした者を解明するミステリーである。】

2024年11月7日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

難しい

■東城大学附属病院で、高難度の“バチスタ手術”を26回連続で成功させていた“チーム・バチスタ”が、3回連続で失敗し、患者を死亡させる事件が発生。
 医療事故か、それとも医療殺人か。
 心療内科医の田口公子(竹内結子)と厚生労働省の白鳥圭輔(阿部寛)が調査に乗り出す。

◆感想

・“バチスタ手術”のシーンは、オペの度に映されるのでハラハラしながらも、面白く鑑賞する。

・“バチスタ手術”について、図解入りで説明してくれるのも、有難い。

・だが、気になったのは少し前に見た個人的な逸品であった「孤高のメス」と比較すると、”軽さ”が目立ってしまった点である。
 人命を救う手術に当たる執刀医チームの一人一人に田口がヒヤリングするシーンや、白鳥のキャラクターも軽い。
 それが、このシリーズの売りであれば、仕方がないのだが、気になってしまったのである。

<監督は、中村義洋である。故に一定レベルのクオリティは保たれている。興味のある方は、見ても良いのではないかと思った作品である。>

NOBU