「既視感祭りです」レポゼッション・メン マロピさんの映画レビュー(感想・評価)
既視感祭りです
うーむ。
ここまであからさまだと興ざめしてしまう。
舞台はもう、これ完全にデジャヴにあふれてる(苦笑)
どこかで見たことのある設定、画面構成。
「ブレードランナー」とは言わないよ・・・。
レプリカントと人工臓器に何の差があるのか。
デッカードとこの映画の主人公に何の差があるのか?
あえて言いますまい。
「処刑人」みたいに進むのかと思いきや途中で美しきパートナー愛物語に。
ところどころで伏線があるのでラストはさほど驚きはしなかった。
どちらかというと、ラストのジュード・ロウが「ロボコップ」の素顔版マーフィみたいでちょっと懐かしい気持ちになった。
映像的にも物語的にも残念ながらオリジナリティは感じられない。
どこかで見たこと感あふれる、実に堂々とした2番煎じ感のある映画。
つまらなくはナインだけど、観終わった後にはなんにも残らない・・・。
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