グミ・チョコレート・パインのレビュー・感想・評価
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おゝ、こわいこわい。.com様ではおちおちレビューも書けんのんか。
これね、一度レビュー書いたんですが、削除されちゃったんですよ。
なもんで、マイルドに書き直し&伏字の対応で二度目を投稿したんですね。
それでも検閲に引っかかったようで。
この時点でどーゆーことを書いていたのかは、お察しください。
この作品を語る上で、どーしても外せない賢三のラスト近くの絶叫について書いたんですよ。
きっとその文言がマズかったのか、あるいはレビュー中に書いたJASRC様&.com様批判が、アカンかったのか、削除の憂き目ですわ。
思えば大阪は新世界の国際劇場で観てきた『カンフーモンスター』でも、二度もレビュー削除されてるんですね。
いい加減アカウント停止されてもおかしくない状況なんですよ。
.com様…軒を借りて母屋にケンカ売るみたいなスタイルで申し訳ありません。そんなん忖度してて、レビュワー務まるか!←全く懲りてない。
饅輝大尉未殉死
38歳、2007年の大橋賢三(大森南朋)宛に自殺した女からの手紙。1枚の便箋に書かれていたのは1行「あなたのせいなのだから」
昔の親友に電話して再会し、事の真相を確かめる。
1986年、17歳だった大橋賢三、カワボン、タクオ。ここにカッターマンこと、山之上和豊(柄本佑)が加わりキャプテンマンテルノーリターンというバンドを組む。
大槻ケンヂの小説の映画化でマニアックな青春ストーリー。バンド話はそんなでもない。恋とか友情とか音楽の駄話。筋肉少女帯の話とはかけ離れていて、グミチョコパイン連載時には半自伝的小説として発表していたけれど、あとから半自伝じゃないとしている。
自分BOXというバンドは大槻ケンヂの処女小説「新興宗教オモイデ教」という小説の第2章でゾンというイカれ野郎とノイズバンド組んだのが書かれた事が最初。
バンド名だけを持ってきてジャイガーさんとバイラスさんの男女にした、バイラスはジャイガーさんに惚れている。犬山イヌコがかなり強烈な印象。笑っちゃう。
オールナイトを女が一人で観に行くのは危ないからのくだりの後で、【せい】じゃなくて、おかげだろ?という会話があって、これが冒頭の手紙のことなのねってなるんだけど、話はこれだけではなく手紙があと2枚あったというオチで、綺麗な名作風なラストだった。
というか名作です。
昔観た時にはさほど感動しなかったんだけど、オジサンになってから観ると、現在と過去の記憶が行き来する視点が加わり感慨深い。あえて交互に見せて物語を紡ぎ出すという手法だっのだなとわかる。
あるある の青い性衝動
いい映画だねー、良かった!
賢三に おもいっきり同化してしまって
遠い昔なのに、自分の青春を昨日のように思い出させる
誰にでも 自分にとっての「山口美甘子」がいたはず
母ちゃん(高橋ひとみ)には 腹抱えて笑えたし、映画デートの歓喜と躊躇と反芻の様には
あったなー!とシンパシーを感じた
「また君に番号を聞けなかった」のような
悶々もあって、AtoZでずっと あるある な佳作
忘れがたい佳作
自ブログより抜粋で。
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ゆるい笑いをちりばめた“うずき”の青春映画だ。ぐさぐさ刺さってくるわけじゃないんだけれど、昔の傷口がうずくような、そんな痛み。
主人公たちが自分と同い年なんですよ。現在と1986年を行き来する構成なんだけど、高校時代、現在、どちらもで“思い当たる節”ってやつを刺激される。
まったく同じ時代設定、年齢設定、現在と過去を交互に描くのも一緒の『世界の中心で、愛をさけぶ』はまるでなじまなかった自分だけど、これには来るものがあった。
物語的にはセカチューより、ちょっと古い映画だけどマーク・ハーモン、ジョディ・フォスター主演の『君がいた夏』(1988年、スティーヴン・カンプマン、ウィル・アルディス監督)を思い出させる。
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