「ギターの達人、エド山口!」おろち kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
ギターの達人、エド山口!
親子流しなどという珍しい職業。もっと彼らのエピソードを見たかったのは贅沢なことなのでしょうか。目が覚めると、おろちがその娘になっていたというシーンが見事だっただけに、よし子さんの悲しい過去も知りたくなりました。
原作は楳図かずお。これまで映画化された作品の中では完成度が高いような気もするのですが、ホラー映画と言っていいものかどうか迷ってしまう。特殊効果やメイクで観客を驚かせる最近のJホラーとは異なり、女優の演技力に依存した作り方。これで階段落ちのシーンをメインにしたら一流の舞台劇にもなってしまいそうです。個人的には楳図ホラー作品が好きではないのですが、この作品のように“人間が最も怖い”というテーマがあれば面白くなりますね。
ブラックな人間模様を冷静に観察し続け、歳をとらない美少女キャラ“おろち”(谷村美月)。このキャラが古賀新一の『エコエコアザラク』黒井ミサに受け継がれているのだろうと感じてしまいました。ちょっとした能力を発揮するところなんてソックリ。
原作を読んだかどうか記憶になかったのですが、結末が予想できるし、その予想通りにならなければ非常につまらないプロット・・・やっぱり読んでたのかな。そんなストーリー云々より見どころなのは木村佳乃と中越典子の演技対決!直情的な動の演技の木村vs内に秘めた静の演技の中越。
【2008年9月映画館にて】
コメント返信ありがとうございます。
はい、私も同じです(^^ゞ
あの絵が怖すぎて・・・
初期の怖いシリーズも良いですね。
ギャグ漫画は、ちょっと💦
抵抗がありましたから・・・
「おろち」 ご覧になられていたのですね。
エド山口さんは
冬樹さんのお兄さまでしたね。
(^^)/🎸の達人です。
確かに、女優さんの演技力でも
左右される作品でした。
姉妹対決シーン
体当たり演技で凄かったです。