「世の中音楽に満ち溢れている!」奇跡のシンフォニー 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
世の中音楽に満ち溢れている!
類い希な音楽の才能を持った孤児が、音楽を通じて両親を探す…という話だと思っていたら、両親側のドラマも描かれ、離れ離れになっていた家族が、音楽を通じて再会するまでの話。
フレディ・ハイモアが繊細な演技とギター演奏を披露し、もはや立派な演技派。
ロビン・ウィリアムスが「ピノキオ」のキツネの詐欺師ファウルフェローを彷彿させる役所を演じ、さすが芸達者、ただ憎たらしいだけでなく、ユーモアと哀れも滲ませる。
ご都合主義な展開も目立つが、ラストの演奏会で家族が再会するシーンは、音楽の美しさと共に、感動的で幸福感溢れる。
音楽の力は素晴らしい!
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