「声が雑音になることを知る。」奇跡のシンフォニー ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
声が雑音になることを知る。
…当初はぜんぜん観るつもりのない作品でした^^; が、
もう一本と思ったら、時間の合うのがコレしかない!(爆)
また、両親役のジョナサンとケリーがけっこう好きなので
ま、いっか~♪と思わず観てしまいました。。
実は私、この可愛いF・ハイモア君がけっこう苦手でして^^;
何というか、色白で、細くて、壊れそうで、泣けば済むのかよ
(ホント失礼ですいません)という感じがどうもダメなんですね。
でも演技力には定評のある子なので、観て損はなかったです。
彼を含めて皆さん(ケリーはチト分かんないけど^^;)音楽には
けっこう精通していたようですね。フレディ君もジョナサンも、
かなり自分でこなしています。エライなぁー。加えて、
音楽が良かったですねぇ。まぁそれが主体の作品なんだけど^^;
ジョナサンが歌う声、誰かに似ているような気がするんだけど、
いまいち浮かばないのです…。B・アダムス?チト違うか…。。
題名にも銘打ってるとおり「奇跡」の物語なので、はじめから
奇跡だらけの展開です^^; あまり現実味はなかったですねー。
孤児院で育ったフレディ君ですが、とにかくキレイすぎて(汗)
あんなにいい子なら引く手あまた(本人が嫌だから仕方ないけど)
で、もらい手が殺到したでしょうね~。おまけに神童だし!!
虐められても意志の強さでそれを信じ、やがて施設を脱走し、
(これもどうやって出てきたのか不思議^^;)街中へ出てきた彼。
そこで出逢うストリート系ミュージシャンたち(上手い!!)
その後才能を見出すゴスペル少女一家(上手すぎ!!)という、
あり得ない幸運が(まぁ奇跡ですから)彼の才能を一気に開花。
…その頃両親は、お互いを(母は息子を)捜していた…という
奇跡のトライアングルが展開されてくるのですが…。
やや独創的な話を、俳優陣の演技と音楽でカバーしている感
のある作品でしたが、この物語をシンフォニーとするならば、
そこに不協和音(または雑音)を挿入したのが、R・ウィリアムズ。
彼の役作りをどうこう言いませんけれど^^;やたらうるさいxx
がなり立てて喋るさまは、私にはものすごい不快感でした。
まぁあの役なので…合っていたかもしれませんが^^;彼ひとりが
その雑音で全体のハーモニーを崩していたのは言うまでもなく。
(最後までホントに失礼でゴメンなさい。でも真実だしぃ?)
(あの父母からフレディ君は納得。でもケリーの父は違うなぁ^^;)