劇場公開日 2008年6月21日

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「柔らかい、包み込むような優しい映画」奇跡のシンフォニー みつ8さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5柔らかい、包み込むような優しい映画

2008年6月5日

泣ける

興奮

幸せ

試写会に行ってきました。

音楽の神童として産まれた孤独な少年が、音楽を通じて両親を探す奇跡の物語。
音楽とはなにか。それを心に直接訴えかけてくる物語です。
映画の中には、心に深い傷を負ったひとたちがいて、その傷に気付かず暮らしていたり、傷を隠そうとしていたり。心がとても痛みました。
辛いことがあっても、けして、音楽を捨てない。この映画は、主人公の少年を通じて、人生をけして投げやりになってはいけないと教えてくれます。
音楽はとても優しくて、素直で、繊細で。触れると泣ける、そんな映画です。

みつ8