「音楽をなめてる!」奇跡のシンフォニー 瑞さんの映画レビュー(感想・評価)
音楽をなめてる!
天才だか何だか知らないが、いくら音感がよくても、そんなに簡単に楽器は弾きこなせないのでは? 音感は天性のものだと認めてもいいが、楽器はそうはいかないと思う。12歳くらいまでに始めないと身につかないというし、11歳までろくな音楽教育も受けてこなかった主人公が、挙句の果てに楽譜まで書けるようになっちゃうなんてウソ臭すぎる。いくら映画とはいえ、リアリアティが必要では? ストーリーもご都合主義もいいところで勘弁してくれと言いたくなった。それに、フレディ・ハイモアの演技も食傷気味で、『ネバーランド』の頃は彼の涙にこちらもホロリとさせられたが、最近はちっとも心に響かないのだ。
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