「すべては 「家族」」マイ・ブラザー(2003) ジャッキーさんの映画レビュー(感想・評価)
すべては 「家族」
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父の子、母と子、姉妹、そして「兄弟」。
「家族の愛」はまさにいろいろだ。
父親の「愛」を得られず認めてもらえないトミーをJAKEがせつなく演じている。
スパイダーマンのイメージが強いトビーの また、「愛」によって幸せにもなり、また同じ「愛」によって、それを「刃」に変える すさまじい演技で圧倒された。
この映画全編に流れるのは「愛」。
JAKE目線で 今回は 観賞したので、再度 また 映画全般を じっくりと見直すために また映画館へ足を運ぶ。
「僕が死ねばよかったんだろう」との あまりにも 寂しい言葉まで出てしまうほど、父親から認めれず苦悶する弟トミー。
兄サムが戦死したという知らせから、キッチンを修理したり、姪っ子と遊んだり、そしてサムの最愛の妻グレースと心通わせたり。
「愛」によって、トミーは幸せになりつつあり、また、父親からもまさかの誉め言葉も得て、その時のJAKE演じるトミーのなんともいえない表情に言葉を失った。
こんなにも愛情をもとめているんだと。
同じ「愛」を守ろうとするからこそ、兄サムはアフガンで心に大きな傷をもつ。
そして「愛」ゆえに それを「刃」に変えてしまった。
再生の予感を残して、映画は静かに終わる。
U2の主題歌が心に残った。
秀作です。
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