「上映されている映画館は少ないとは思うがぜひ」甘い人生 yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)
上映されている映画館は少ないとは思うがぜひ
今年370本目(合計1,462本目/今月(2024年10月度)21本目)。
※ (前期)今年237本目(合計1,329本目/今月(2024年6月度)37本目)。
シネマートのいわゆる「さよなら上映」の一環として行ってきました。
2004年の作品なので、いわゆる今の「韓国映画の相場」がある部分とない部分が混在している、いわば韓国映画の黎明期のような時代に作られた部分ですね。その関係、およびそもそも「(シネマート心斎橋閉館にともなう)さよなら復刻上映」という事情上、現在2023~24年から見ると、今では普通に見られる俳優さんも古い時代からいたんだなぁといったところが(全員が全員ではない)懐かしいところです。
ストーリーとしては、日本も韓国にもいる、いわゆる「反社会的組織」をテーマに、その「*し屋」を扱った映画です。映画のストーリーとしてわかりやすく、ストーリーも今のような韓国映画のように二転三転する当たり前のトリックは少なく、観る「論点」が一つか二つしかないので「見やすい映画」ではあります(逆に言えばどんでん返し等は少ないので(ないわけではないが)、そこに期待すると面食らうかも)。
調べたところ、今でもnetflixほかVODで見られるようなので色々書かないほうが良いのかな…。
韓国映画では今現在(2023~2024年)で一定数見られる韓国ノワール犯罪ものの原点というか、その基礎となったと思われる作品で、日本から見ても文化の推定がしやすいのでおススメといったところです(とはいえ、映画館で上映しているところはシネマートくらい?)。
採点上特に気になった点はありませんのでフルスコアです(復刻上映の関係上、字幕でやや不自然な点があるが、お隣の国なので文化の推定もしやすいし、その部分はストーリーの理解にあまり関係しない)。