「観たかった度:無(こんな作品があると知らなかった) 観た後の満足度△ 初めてウディ・アレンの映画で面白くなかった。」さよなら、さよならハリウッド もーさんさんの映画レビュー(感想・評価)
観たかった度:無(こんな作品があると知らなかった) 観た後の満足度△ 初めてウディ・アレンの映画で面白くなかった。
①今まで観てきたウディ・アレンの作品で初めて面白くない、と思った。
ウディ・アレンのハリウッド(アメリカ映画界)への別れというテーマは皮肉でエッジが効いているが、映画は少しも皮肉でエッジが効いていない。
②ウディ・アレン扮するかんとくが、心身症で目が見えなくなったまま監督するドタバタが少しも面白くない。トリート・ウィリアムズが絡んでくる所がちょっと笑えただけで段々ウザくなってくる。突然見えるようになるのも不自然。
③監督が目が見えないまま撮影するという設定は今のアメリカ映画は目の見えない監督が撮るのと同じくらい駄作ばかりと言う皮肉なのか、アメリカでは酷評だったのがフランスでは好評というどんでん返しはいずれ撮影拠点をヨーロッパに移すことの前ふりか。
ウディ・アレンらしい皮肉だが映画の出来がこれでは。
この頃から演出力に陰りが出始めたのかも…
④秘密を知った芸能レポーターが特ダネなのに暴露しなかったのも不思議?
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