劇場公開日 2005年2月11日

「善良な小市民」大統領の理髪師 こまめぞうさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5善良な小市民

2023年7月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

興奮

はっきり言ってバカ。
でも心根は善良で、正直で、よくわからないけど
警察とか町内会長さんのいうことはきっと正しいのだと
信じてしまう。

一昔前の田舎にはいたなあって気がするんです。
そりゃあ、息子が育ったら、息子にバカにされてしまうような親かもしれない。
それでも必死に家族を守ったし、
自分の信じる人に誠実で、
自分のできることをそのときそのときに
一所懸命にやった。

素敵な人だと思います。
韓国の軍事政権とか、歴史的な暗い影はでてくるけれど
ラストのはじけるような笑顔に
人間はまだまだ信じていい生き物だよね。
そう感じました。

こまめぞう