「猫さんは見ていたのね」ネコのミヌース odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
猫さんは見ていたのね
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原作はアンデルセン賞も受賞したアニーMGシュミットさんの児童文学で十か国以上で翻訳出版されているそうな。日本でも動物変身物は狐に狸、鶴の恩返しなどお伽噺の定番、化け猫じゃホラーだしキャット・ウーマンは女傑もの、オランダの方はちょっとファンタジー、お国柄の違いでしょうか。
もともと猫は綺麗好きで女性的ですがミヌース役のカリス・ヴァン・フォーテンさんはすこぶるキュート、犬が苦手な筈なのにご主人のティベ (テオ・マーセン)はどう見ても犬顔、オランダでは人気のコメディ俳優さんらしいがもう少しハンサムでないとミヌースが可哀想、なんて思ってしまいました。猫たちも演技と言うほどではないが撮り方が上手いせいか頑張っているように見えました。猫の集会は都会では見なくなりましたが何を話しているやら、猫語が分かったら面白いでしょうね、シュミットさんも屋根の上の猫たちを見て本を思いついたのでしょう。
化学薬品ときたので「エリン・ブロコビッチ」ばりの社会派コメディでもいけるかと思いましたがそこは子供向けなのか悪行退治もそこそこでしたね。子供たちやニャンコ好きには外せない一本でしょう、男どもはヴァン・フォーテンさんに癒されてください。
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