劇場公開日 2004年2月7日

「邦題は酷いが内容は良い」幸せになるためのイタリア語講座 vitamincさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0邦題は酷いが内容は良い

2015年8月24日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

ドグマ形式で製作された群像劇。映像の中の営みがささやか過ぎて、中盤まで何を語っているのかよく見えて来ないが、小さなエピソードや言葉のやりとりの積み重ねによって、登場人物たちそれぞれの抱えている問題があぶり出され、ゆるやかな繋がりによって全体のドラマへと反映されていくさまが心地よい。あまりにも優し過ぎるヨーゲンと、髪型を褒められただけで静かにはしゃぐジュリアのカップルのキャラクター造形が素晴らしい。

コメントする
vitaminc