「罰あたり」アマロ神父の罪 ミカさんの映画レビュー(感想・評価)
罰あたり
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教会支配が強く残るメキシコの小さなコミニュティが舞台となっていて、堕胎や障害者は隠す対象だったり、貞節を守らなくてはいけなかったりと、古い因習に縛られた様子が良く分かります。
そういう中で、アマロ神父は女性との一線を超えてしまいます。
ただこういうことは、公に出さないだけで歴史的に珍しいことではなかったのでは?と思いました。
神父は教会の象徴的立場にいますが、ひとりの人間です。貞節を強制されても理性よりも本能が勝るかと思います。
教会の腐敗を痛烈な姿勢で描いていますので、信仰のある方は、受け入れられないかもしれません。しかし、メキシコで賞を総なめにしたということなので、時代は変わって来ているのだと思います。
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