「無差別連続殺人事件の犯人のその後」ロベルト・スッコ kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
無差別連続殺人事件の犯人のその後
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基本や山道など人気のないところで車を襲う。どうも不意打ちが得意なようだ。やはり精神異常者なんだろうなぁ。恋人レアには両親を殺しムショに入り、脱走したことまで告げる。彼女も処女だったためか、男の扱いがわからない。そんな不安定の心理状況の中、ロベルト・スッコだけは一人になると殺人を繰り返す。
ドキュメンタリー・タッチのようでもあるが、定点カメラばかり。犯罪者の内面を描くでもなく、淡々と生活風景を映し出す。むしろ、ホラー映画のように圧倒されるほどの怖さを打ち出せば、作り手の理想も理解できたのに、ここまでくるとジャンル分けが不可能。死体の写真や映像が何度も登場するので、これだけが印象に残るかも。エンディングも衝撃的だな・・・
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