劇場公開日 1940年5月

「正義の前には、法と秩序も少しは霞む」オクラホマ・キッド 藤崎敬太さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0正義の前には、法と秩序も少しは霞む

2022年9月13日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

80年以上前の映画だが、予想外に楽しめた。

法と秩序を守るための暴力、許されることではないが、文明化していく中では

必要悪だったのかも。当初、キッドはどうしようもないワルかと思ったが、

先住民の土地を金で奪っていくのは気に入らないとの意見を表明したあたりから、

善玉のヒーローに変わってきた。

余談だが THE MODSの歌で「kid was...」というのがあるが、オクラホマキッドが

モデルなのだろうか。

藤崎敬太