「恐竜映画の先駆け」ロスト・ワールド odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
恐竜映画の先駆け
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今から100年も前に本格的恐竜映画が作られていたとは驚きですね、モノクロでサイレントだが、恐竜らしさは十分に伝わりました。恐竜の原画はチャールズ・ロバート・ナイト氏、恐竜やその他の先史時代の動物の詳細な絵画で最もよく知られているアメリカの野生生物および古美術家で作品は多くの本に複製されており、現在、米国のいくつかの主要な美術館で展示されているそうです。ストップモーションなど特殊効果はウィリス・オブライエン氏で製作に7年も費やしたそうです、後に名作「キングコング(1933)」も担当しています。
探検家の娘ポーラに懐く猿のジョッコも登場しており、この猿に縄梯子を運ばせる事で一行は「失われた世界」からの脱出を果たします。また、探検隊がブロントサウルスをロンドンに持ち帰ったが脱走して街を大暴れなども「キング・コング」に影響を与えたような気がします。まさに、映画史上、恐竜映画の先駆け、金字塔と呼べる名作でした。
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