ゼンダ城の虜(1937)のレビュー・感想・評価

全2件を表示

4.0影武者の元祖

2025年2月17日
PCから投稿

活劇ありロマンス ありでとても面白かった
これを見て初めて「王になった男」にはには. 元ネタ があったんだってわかった。イビョンホンのあれば実によくできていたからね。韓国映画すげえなってあれで思ったんだけど。これを見てちょっと評価が落ちたかな。逆に黒澤明の影武者は これがあったからロマンスネタにしなかったんだって思った。
適役のキャラクターがとても面白いと思った。 ああゆうニヤケ男の強悪キャラクターは現代の漫画家 なんかが好んで描きそうなもんだが、この時代にすでにこういうキャラクターを書く人がいたんだなって
原作者は これが処女作で その後 小説家になったが これを超える作品は二度と書けなかったということだ。そういう作品ってのは まさにあれだね 神が書いた作品だね

コメントする (0件)
共感した! 0件)
タンバラライ

4.0戴冠式とお家騒動とチャンバラ

2023年5月6日
Androidアプリから投稿

1937年米白黒映画で同原作映画が幾つかあるが
これがベストと考えられている模様

コールマンが自堕落な王(リアリティあり)と
大活躍の瓜二つの英国人助っ人を演じていた

彼以外の俳優たちも印象的
オーブリー・スミス、レイモンド・マッセイなんかは
その顔立ちだけでも感心してしまう

主人公とルパート(ダグラス・フェアバンクスJr)のチャンバラがクライマックスかな

Jr 強し、身も軽い、運動神経よさげ
邪魔が入らねば勝てそうな悪役の魅力

最後は王が猛省し
助っ人は王女への未練を断ち切って 格好よく立ち去り
王国にとってはハッピーエンド

良質な友人と「私の王」と言ってくれる賢明な重鎮の存在は重い

コメントする (0件)
共感した! 0件)
jarinkochie