劇場公開日 2001年3月10日

小説家を見つけたらのレビュー・感想・評価

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3.5グッドウイルハンティングの焼き直し

2013年3月8日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

幸せ

総合:70点
ストーリー: 70
キャスト: 75
演出: 65
ビジュアル: 65
音楽: 65

 素晴らしい才能がありながら不利な経歴もあって障壁にぶつかり苦悩する少年。だがそれを見ていて自然にある映画を思い出した。
 舞台をボストンからニューヨークへ、大学から高校へ、不良白人青年から黒人少年へ、数学の才能から文学の才能へ切り替えただけで、まるで「グッドウイルハンティング」のような映画だと思った。そうしたらどちらの映画も監督が同じガス・ヴァン・サントでした。この映画自体が悪いわけではないけれど、どうも「グッドウイルハンティング」の焼き直ししただけのような印象を受けます。

 それでも貧民街にいても不当な扱いを受けても汚れることなく気高いままでいる少年の成長と、そんな少年との接触で人生を取り戻した老作家が互いに影響を与え合う触れ合いを爽やかな文学風にそこそこ楽しめました。

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Cape God