劇場公開日 1957年4月4日

「脚本の勝ち」悪い種子 こまめぞうさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0脚本の勝ち

2023年6月13日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

サイコパスなネタのかなり早い時代のもののように思う。
遺伝のせいのような扱いは少々納得がいかないけれど
この当時はもしかしたらそういう認識だったのかもしれない。

実は登場する場所がほとんど家の中と
ちょっとだけ庭、どこぞの池のほとりくらいで
セットを組んでいたとしても
実はかなりの低予算で作られたものではないかと思う。
あるいは舞台劇だったのだろうか。

観ていてそんなことほとんど気にならない面白さ。
子役の演技も見事。
それになにより話が面白い。
最後には驚きの展開を迎える。
この当時からネタバレ禁止があったんだなと
妙な感心してしまった。

こまめぞう