ロング・キス・グッドナイトのレビュー・感想・評価
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女性版ジェイソンボーン
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女性版ジェイソンボーン(原作は1980出版)といったところか、新しい家族持ちという点ではコメディの「潮風のいたずら(1987)」にも似ているがこちらはバリバリのアクション映画、シェーン・ブラックの脚本が高額で競り落とされて話題になった作品とか。主役のジーナ・デイビスと監督のレニー・ハーリンは当時夫婦、前年の女海賊映画(カットスロート・アイランド)に続いてハードなアクションを奥さんにやらせている、いくらなんでも氷点下の湖に落とすなんてやり過ぎでしょう(それが要因とは言えないがほどなく離婚)。最後の畳み掛けるような銃撃戦まできて以前観たことを思い出した(私のは単なる健忘症)。
破格の脚本料と言う割には見せ場はど派手なアクションシーン、子供を使ってハラハラさせたいのでしょうがトレーラの横転で子供が無傷だったのは奇跡だし、一旦死にかけたのに娘の叱咤激励でリブートもつくりすぎ、だいいち修羅場のクライマックスで子役に頼るのでは芸が無さすぎでしょう。まあ、それはそれとして、体当たり演技のジーナ・デイビスと三流探偵のサミュエル・L・ジャクソンの異色コンビの活躍も小気味よくテンポの良い展開で娯楽作品として割り切れば結構楽しめました。
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