劇場公開日 1976年8月14日

「ショーン・コネリー」ロビンとマリアン kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ショーン・コネリー

2019年10月20日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 忠誠を尽しながらも何かとリチャード王を批判するロビン。そりゃ宝もないし、城内には女子供しかいないんだから誰だって断るわなぁ~と共感する序盤の展開。帰ってきたらいきなり投獄。そして王が死んだため、解放されて故郷に戻るのだ。

 20年経ってみると、恋人マリアンは修道院の院長になっていた。まずやることは代官に囚われていた修道女たちの救出。そしてマリアンと森で暮らすことを誓うのだった。マリアンがロビンに言った“make me cry”を「20年分抱いて」と訳すところはいいですなぁ~

 十字軍が行った非道な行為を語っているときは、さすがに寒気がしてくるほど。殺した上に腹を割いて宝を探すなんてね・・・。

 英雄と崇められ、ロビンのもとへ集まる村人たち。やがて代官の側も兵を集め、森へと進軍するのだ。そして、代官との一騎討ちで傷ついたロビン。マリアンは自分とロビンに毒を盛って心中しようとし・・・なんだか悲しい展開で終わる。二人にとってはいい物語だったんだろうけど、残された人たちのことを思うとこれはやばい。想像するだけで辛くなりそう・・・

kossy