「真面目過ぎた」レニー・ブルース 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)
真面目過ぎた
ホフマン選手の演技は神がかりですが、大体この人はいつも神がかりです。
演出も的確でインタビューと回想と現実のバランスも絶妙、モノクロを効果的に利用しています。
テーマも明解で、何を訴えたいのかもよくわかります。
しかし、脚本はドラマチックでサスペンスフルなのに、演出が真面目過ぎて、実に面白くない。もう少し丁寧に言えばワクワクしない。2時間弱を何度中断したことか。
コメディアンの話ですが、テーマが重いので全体に暗くて陰鬱な空気で終始します。
コメントする