劇場公開日 1968年5月11日

「問題作、傑作」冷血 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0 問題作、傑作

2025年8月27日
PCから投稿

アメリカ国立フィルム登録簿作品です。

投入部のサスペンスが抜群です。
緊迫感みなぎる音楽は思わずハリー・キャラハンやフランク・ブリットのシフリン先輩かと思ったら、なんとアイアンサイドのジョーンズ先輩でした、さすがです。
モノクロの陰翳が第三の男を彷彿させます。

犯行に至る過程を丁寧に描いて人物描写も的確です。逮捕後が若干駆け足気味だったので、あと15分かけて2時間30分作品にすれば完璧です。

越後屋