劇場公開日 2000年9月9日

「あおり運転撲滅!」ルール kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0あおり運転撲滅!

2020年8月20日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 ルームメイトのビッチがあんな目に遭ったのも自業自得か・・・そのままナタリーが殺されなかったのは幸中の幸い。ここで殺してたら、死ななくていい人を巻き込むことはなかった。

 都市伝説(Urban Legend)の講義があるという大学自体、行きたくないと思うのだが、連続猟奇殺人事件をもみ消すという大学の裏の顔など、世の中の矛盾をも訴えてくる。20年も経てば、それが都市伝説となり、辞典にまで掲載されるのだ。まじかいな。

 基本となるのは、暗闇でヘッドライトを消して走る車がハイビームでパッシングされたら、逆に煽って事故らせるという怖い事件。今の日本での事件が思い起こされるが、わざと煽らせるように罠を張るのですね・・・コワッ!

 ちょっと無理があると思ったのは、どうやって死体を運んだのかということ。さすがに共犯がいなけりゃ出来ない作業だし、真犯人がわかったときには「おいおい」と文句つけたくなること間違いなし!

 まぁ、学内新聞記者のジャレッド・レトも良かったし、パム・グリアに憧れる学内警備員リースが良かった。あのTVに映ったのは『ジャッキー・ブラウン』かと思ったけど、もっと若かりし頃の作品『フォクシー・ブラウン』でした(未見)。彼女だけで評価が上がってしまいました。

kossy