「正統派スポーツ&ラブコメディ、としか言えない…」リプレイスメント Haihaiさんの映画レビュー(感想・評価)
正統派スポーツ&ラブコメディ、としか言えない…
2000年公開、アメリカ映画。
監督ハワード・ドゥイッチ、脚本ヴィンス・マッキュウィン。
主要キャストは、
代役QBのシェイン・ファルコ:キアヌ・リーブス
HCジミー・マクギンティー:ジーン・ハックマン
チアリーダーのアナベル・ファレル:ブルック・ラングトン
が演じる。
スター選手が揃ってシーズン中にストライキを起こし、
代役で戦うしかなくなったアメフトチーム(ワシントン・センチネルス)。
代役の顔ぶれは、まるで『アパッチ野球軍』なみだ。
服役者、SWAT隊員、力士、聴力のない者…
女性こそいないが、まさに多様性だ。
チアリーダーもかなり異質な女性が揃っている。
そんな代役「リプレイスメント」達が大活躍する。
ジーン・ハックマンの存在は重しとして最高だ。
この人がいるだけで、画面が締まる。
キアヌ・リーブスは本作公開時36歳、
いい感じの青臭さも残していてよい。
『恋のサバイバル』をはじめとする、70〜80年代洋楽がチョイチョイ使われていて嬉しい。
チームメイトが踊るシーンが素敵だ(作中、2回ある)。パロディ映画『ほぼ300』のラストシーンを思い出した。
ストーリーに意外性はない。ハラハラもしない。
正統派スポーツ&ラブコメディ、としか言えない…
でも安心して笑えるしハッピーエンドなので、☆3.0
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