「小公女ってこんな話だったんだ。」リトル・プリンセス kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
小公女ってこんな話だったんだ。
アルフォンソ・キュアロンの初期作品はやっぱり子供向けといったイメージ。これが『天国の口、終りの楽園』や『トゥモロー・ワールド』、『ゼロ・グラビティ』、そして『ROMA ローマ』を撮るにまで変遷するのですね。
主人公のセーラ(リーセル・マシューズ)の幼くも愛嬌を振りまく演技が実に魅力的で、話す内容は空想の物語ばかりなんだけど、これがまた引きずりこまれてしまう。インドに住んでいたこともあって、インド人中心だが、『アバター』みたいな真っ青な顔だとか、先見の明があったのかもしれない。そして、女校長ミス・ミンチンの嫌らしい独裁者然として態度、セーラの父の訃報を受け取った途端に態度が変貌するのも憎々しく描かれていた。
まぁ、世の中、すべて金だよの~
コメントする