「笑みはナシ」リトル・オデッサ 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
笑みはナシ
寒々しく全体的に暗いテンションのまま、実に淡白な演出描写と地味に一定を保つ展開。
エドワード・ファーロングはネオナチ弟を演じる前に、似たような結末が待ち受ける役をティム・ロスが兄として、次はエドワード・ノートン。
閑散とした街並みから家族の風景、それぞれを映し出しても皆が暗い、兄弟二人も無感情のように笑うこともしない印象で。
派手なドンパチを期待するギャング物とは真逆な、薄情にも取れる一人の男と家族、兄弟の物語。
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