乱気流 タービュランスのレビュー・感想・評価
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もう一息、二息脚本を練り上げたなら傑作になったかもしれません
乱気流/タービュランス
1997年米国映画
いろいろ穴は多いけれど、そこそこ面白い
だいたい予想のつく展開どおり、どうせ最後はCAがジャンボ機を操縦して無事着陸させるんだろとわかっていても、半歩だけ観客の予想を上回ってきます
クリスマスと空港といえばダイ・ハード2
本作もクリスマスのNY LA便でジャンボ機の客室内にクリスマスの飾り付けがあります
クライマックスで主人公のCA が戦闘機のパイロットに「クリスマスのプレゼントを頂戴」と言ったり、大団円で管制塔の女性職員が「メリークリスマス!エブリワン!」と歓声を上げるシーンが良いです
戦闘機のパイロットの射撃の為に車の看板を主脚に引っ掛けるシーンがあったのは憎い
乱気流がタイトルなのに、ラストシーンのLA 空港に雨が降るだけで、レベル6とかいう割には拍子抜け
突然の乱気流で客室内が大混乱になって護送中の凶悪犯が自由になるとかの展開がなかったのは少し不満
まあVFX とか予算かかりそうです
せめて、せっかくサイコスリラー風味にしているのだから、滑らかな巡航飛行をしていると突然、ガタガタと揺れだして不安な気持ちになった経験は誰もがあるはず、そういうものを取り入れて欲しかったと思いました
LA 市警の刑事とのやり取りもあれだけ?なのはもったいない
観客はダイ・ハード2のマクレーンをイメージしているのだから
何か見せ場が欲しかった
何よりラストシーンが駄目!
大団円で地上に降り立ったテリーに傘を差し掛け「メリークリスマス!」という男前を登場させないと
で「クリスマスのディナーは如何?」とか言わせて終わって欲しかったです
テリーに操縦操作を教えていた機長が絶対それをしてくれるとおもってエンドロールの最後まで待ったのに何も無く終わってしまうのです
もう一息、二息脚本を練り上げたなら傑作になったかもしれません
昔は同時に口にしない
航空パニックというよりサイコホラー
70年代のエアポートシリーズが火をつけた航空パニックもの、本作もCAが操縦というシチュエーションはエアポート75由来でしょう。邦題にエアポートを付けた勝手便乗のB級映画は10本以上ある中で本作は原題を尊重していますがそこは配給会社ギャガの矜持かしら。
航空パニックというより飛行機が密室であることを使ったサイコホラーの要素が強いですね。
凶悪犯も、もしかして冤罪で実は善人かと思わせるような前振りや70年代には無理だった自動操縦の万能性を見せながら電子機器を斧で破壊とか戦闘機での撃墜を臭わせたり観客の甘い希望的観測を打ち砕く小ネタの数々には恐れ入りました。無事着陸かと思わせてビルをかすめるシーンは凄かった、2002年の9.11後だったら使えないシーンですね。
どうせエアポートシリーズの2番煎じでしょうと言われますから脚本家は辛かったでしょうね。ジョージケネディとは言いませんが俳優陣に華が無いのでB級っぽく見えてしまうのが難点でしょうかね。
序盤の展開は予想できなくて良かった。 ホアキンとレイがかぶるんだよ...
序盤の展開は予想できなくて良かった。
ホアキンとレイがかぶるんだよな〜。
90年代っぽさがすごくあって良い。
指示があれば素人が着陸させられるものなの?
乱気流とはなんだったのか。
タイトル全然どうでもいい内容。
機内を燃やすなーー!
少し『コナン』を思い出します。
犯罪者にハイジャックされた飛行機のキャビンアテンダントが、ハイジャック犯と戦う物語。
良くまとまった作品だと感じます。プロローグや人物のバックグラウンドは抑え目。
その後のハイジャックから、キャビンアテンダントの戦いへと移る展開は、無駄がなくとてもスムーズでした。
ただ、ハイジャック犯との戦い、着陸へのトラブル、を両方描いた為にどっち付かずになったようにも感じました。
どちらかに寄せた方が、緊迫感が増したように感じます。
「旅客機の着陸トラブル」と言うと、アニオタとしては「名探偵コナン銀翼のマジシャン」を思い出します。コナンでは早々に着陸だけにフューチャーする展開にしてくれたので、鑑賞する側もそこに集中することが出来ました。
犯人役は異常で良かった
総合65点 ( ストーリー:60点|キャスト:70点|演出:70点|ビジュアル:75点|音楽:65点 )
展開と演出にそれなりに迫力はあった。犯人役のライアンを演じたレイ・リオッタは、性格の二重性と異常性があってそれなりに面白い存在だった。
しかしどうも物語に変なところがいくつかあるのが気になって納得出来なかった。主人公の客室乗務員の女性は、なんでわざわざ凶悪犯のいると思われる操縦席の外へ不用意にわざわざ自ら出て行くのだろうか。その後も何か犯人対策の準備をするわけでもなく一般座席にただ座っているのも意味不明。主役をはるにはちょっと魅力不足か。
それからこんな緊急事態ならば、管制室もまず飛行機が現在飛んでいる近隣の飛行場に降ろそうとするのが常識で、わざわざ嵐を潜り抜けて大事故になって一般市民を巻き込むかもしれない遠いL.A.空港に飛行機を誘導したりしない。恐らくどこかの砂漠の飛行場に飛ぶように指示するはず。市街地に落ちるかどうかで映画が盛り上がるからL.A.まで飛ばしただけ。他にも色々つっこみどころがあり、脚本の出来が良くない。
こいつは笑える三文映画。 航空パニック、とにかく人が死にまくり。な...
飛行機トラブル系は大抵同じ結末ですね
殺人鬼を護送する事になった飛行機の担当になったCAの話。
主人公はアホです。
殺人鬼に操縦室の鍵をほいほい渡すくらいアホです。
話の展開は飛行機映画にはよくある流れです。
パイロットが死んで、未経験の人がトラブル満載の中で無事着陸させて万々歳。
車輪にくっついた車だけ撃ち落とす戦闘機のパイロット最強すぎますね。
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