劇場公開日 1991年12月21日

「屈折したブルース・ウィリスの活躍と駄目ぷりが楽しめる」ラスト・ボーイスカウト Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0屈折したブルース・ウィリスの活躍と駄目ぷりが楽しめる

2013年6月24日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波、CS/BS/ケーブル

興奮

総合80点 ( ストーリー:75点|キャスト:80点|演出:80点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )

 ブルース・ウィリスが派手な活劇を見せてくれるが、同時に彼は過去の事件と家庭問題で屈折した人間臭さを見せるのも作品の魅力になっている。同じように屈折した彼の相棒の元フットボール選手とブルースの娘が、毒を吐いたり活躍したりで作品を盛り上げてくれていて、良い組み合わせになっていた。敵には弾が当たるが味方には全く当たらない都合のよさが悪い意味で「ダイ・ハード」のようで難点だが、それでも十分に楽しめた。最後の鞄の取り違えの話も捻りが効いていた。

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Cape God