劇場公開日 1997年6月14日

「ジム・キャリー最高!」ライアーライアー kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ジム・キャリー最高!

2021年2月23日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 パパの仕事はロイアーと言えずにライアーと呼ぶ息子。新しく父になる男も好きだが、ほんとに好きなのはフレッチャーだ。プロレスへ行くという約束も反故。誕生日パーティにだって来なかった。そんな彼は弁護士事務所の上司である女性と寝ていた・・・

 フレッチャーの言葉はそれほどまでに嘘だらけだったのか。見ているとバカらしいことも多いのだが、実際の自分の生活と見比べてみると、結構思い当たることもあるかもしれない。社会生活を営むにあたって小さな嘘は欠かせないもの。だけで全く無くしてしまうのも面白いことかもしれない。

 ジム・キャリーが息子との約束を果たすため必死になる姿もいい。離婚調停の裁判などでそれほど被害も少なそうだったけど(金額は大きかったが)、親子の絆だけは法律で縛られるのはたまらないものだ。正義とは何だ?とさらりと主張するようなテーマもいい。

 終盤の旅客機を追いかけるシーンはちょっとやりすぎだったけど、まぁ、ジム・キャリーらしいと言えば納得かなぁ。

kossy