劇場公開日 1953年12月

夜ごとの美女のレビュー・感想・評価

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4.0巨匠ルネ・クレール監督の中でも人気の高い作品 というか、一般教養として観ておくべき作品と思います 観てませんでは映画好きとは名乗りにくいと思います

2025年9月28日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

夜ごとの美女
1952年 フランス映画

コメディ映画
古典的なギャグのオンパレードですが、本作の方が本家なのかも知れません
巨匠ルネ・クレール監督の中でも人気の高い作品
というか、一般教養として観ておくべき作品と思います
観てませんでは映画好きとは名乗りにくいと思います

主人公は貧しい小学校の音楽教師、金持ちの子供のピアノの先生のアルバイトもやって糊口をしのぐ若者
でも夢はでっかくオペラ座公演をものにする音楽家
とはいえ、そんなに世の中甘くなく、ノイローゼ気味
で、眠れぬ夜ごとに美フランスの各時代の美女との浮き名を流す夢をみる内に夢の世界に留まりたいと願ったり、夢の中で敵に追いかけ回されて、もう夢みるから寝たくないとかのドタバタの巻
日頃バカにしてくる友人達が色々助けてくれての人情喜劇も楽しい
ドンドン、エスカレートしてこれどーなるの?となって、最後は夢と現実が入り混じってハッピーエンドになり、心地良い余韻がのこります

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あき240

4.0ジェラール・フィリップ 様

2019年8月13日
Androidアプリから投稿

ルネ・クレール監督特有のテンポの良さと、
フィリップの身体能力と あいまって、
軽妙なコメディー映画に仕上がっている

主人公を取り巻く 下町人情みたいなのも「寅さん」好き日本人の琴線に触れる

パリの下町を愛する 監督
(パリっ子だから、江戸っ子のように 話がシャキシャキ進むのか?)

フィリップを観ながら、
奇跡のような〈典雅さ〉を感じる
ヌーヴェルヴァーグ以前の フランス映画(演劇)を支えた、特別な俳優だと思う

あと、バルドー出現前の マルティーヌ・キャロルも「セクシー」というより「お色気」といった風情で、その時代を感じる
楽しい!

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jarinkochie

4.0ブラボー!!いい映画。

2012年11月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

ジェラール・フィリップ生誕90周年映画祭(ヒューマントラストシネマ有楽町)にて。
楽しく笑える、コメディ映画。夢の中で時代を超えて美女と逢瀬を重ねる妄想癖の売れない?音楽家のお話。よい出来でした。ブラボー!

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113/cocoro