夜ごとの美女のレビュー・感想・評価
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ロマンチックラブコメ
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貧乏でパッとしない毎日を送る若者には、実は、前世では身分違いゆえに結ばれず来世を誓い合った運命の人がいたというロマンチックなラブストーリー。
主人公はその運命の恋を見つけるまでに、夢の中でフランス史の各時代にトリップするので、演じるジェラール・フィリップは着せ替え人形のように各時代の扮装をする。これが、歴史の教科書に載っているのとは大違い。目の保養になり勉強にもなる。w
そして、普段は小馬鹿にしているように見えた仲間達が、主人公のピンチでは人情の厚さを発揮、物語を温かくしていたのも良かった。
ルネ・クレール監督好きかも。
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ジェラール・フィリップ 様
ルネ・クレール監督特有のテンポの良さと、
フィリップの身体能力と あいまって、
軽妙なコメディー映画に仕上がっている
主人公を取り巻く 下町人情みたいなのも「寅さん」好き日本人の琴線に触れる
パリの下町を愛する 監督
(パリっ子だから、江戸っ子のように 話がシャキシャキ進むのか?)
フィリップを観ながら、
奇跡のような〈典雅さ〉を感じる
ヌーヴェルヴァーグ以前の フランス映画(演劇)を支えた、特別な俳優だと思う
あと、バルドー出現前の マルティーヌ・キャロルも「セクシー」というより「お色気」といった風情で、その時代を感じる
楽しい!
ブラボー!!いい映画。
ジェラール・フィリップ生誕90周年映画祭(ヒューマントラストシネマ有楽町)にて。
楽しく笑える、コメディ映画。夢の中で時代を超えて美女と逢瀬を重ねる妄想癖の売れない?音楽家のお話。よい出来でした。ブラボー!
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