ヤング・マスターのレビュー・感想・評価
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ラスボスの足技が印象的
ジャッキーチェンが1番カッコよく見えた時代の作品。作品を見る前から映画雑誌や大百科に載ってるジャッキーの写真を眺めた小学生だった。今見ても髪の長さと筋肉のつき方がこの頃が1番カッコよかったジャッキーチェンだなぁと思う。内容はメチャクチャ。
お得意のカンフーダンス
主人公(ジャッキー・チェン)は道場を破門された兄を探しに街に行く。
兄は悪い奴らに騙されていたのだが、なんとか助け出す。
主人公はとても強いボスと対決するが・・・。
最後の対決の長いことよ。
子供の頃、夢中になって劇場に通ったりTVに釘付けになったジャッキー・チェン映画、その人気を不動にした傑作群の1本
本作、ジャッキーさんの監督2作めですが、香港の最大手スタジオ ゴールデン・ハーベスト製作としては記念すべき第1作目であり、自由度があったのか、ジャッキーさんの目指す方向性が明確に表現された作品になっています
ジャッキーさんとカンフー映画の傑作「燃えよドラゴン」のヴィランで有名なシー・キエンさん演じるウォン署長の底なし沼のはめ合いから続くウォン署長邸での小競り合いまで
そして、町なかでカンフー使いの悪者2人とジャッキーさんが繰り広げるカルメンをモチーフにしたスカート・アクション
更に、ベンチや机などを使ったアクション
と、その後のジャッキー映画の特色となるスラップスティックなアクションシーンが何回観てもメチャクチャ面白く、懐かしかったです
現代ではほぼ作られることは無いであろう、全編に散りばめられた痛々しいライブアクションはジャッキーさんはじめ香港アクション映画界の本気度の強さを表し改めて感心しました
一番のド迫力はキレッキレの動きで相手を叩きのめすウォン・インシクさん演じるキムとのラストバトル
こんなに長かったんだなあと思いながら、一方でこの2人撮影後にホントに包帯グルグル巻になったのでは、と思うぐらい凄まじい肉弾戦、これぞ”ザ・香港カンフー映画”の極みです
そして最後に
ウォン署長の娘シューランを演じるリリー・リーさん、とても綺麗で本格的にアクションもこなすカッコいい女優さんでした
タバコでキマッたラストシーン
若かりし頃のジャッキーチェンの映画の定番スタイルである、最後の強敵との戦いの最中に飲んでしまったものでハイになりパワーアップするという、ドラッグ的な展開。その中ではこれが一番好きです。
蹴りでぶっ飛ぶ超人的な戦いが、観ててアドレナリン噴出します! 面白くてカッコいい‼︎
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