「地獄」メンフィス・ベル asade345さんの映画レビュー(感想・評価)
地獄
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戦場では何が起こるかわからない。
特に、空中戦というものは難しくて、素早い。
10人の男達が飛行機に乗って、爆弾を敵にぶちまけて、基地に帰る。
ただそれだけ。その途中でいろんなアクシデントが発生する。そんな映画。
息をつく間もないアクシデントが荒波のように襲ってくる。
操縦席でトマトスープが爆発したり、新兵の乗ったB-17が真っ二つになったりする。
ナチスドイツの高射砲が撃ちまくってくる。戦闘機が突っ込んでくる。
激しすぎる攻撃に耐えられない、12,731機も造られた、エンジンを四つも付けた「空の要塞」があっけなく落ちていく。爆発する。
そのたびに周りの仲間は戦慄する。真っ青になる。
悲しんでいる感情が出る間もなく、BF109が突撃してくる。
銃座が撃ちまくる。当たっているのかは全く解らない。
漸く爆撃目標に達したB-17は爆弾をばらまく。
機体の周りは対空砲火で真っ黒だ。爆弾投下。目標撃破。
反転してイギリスへ。
またBF109が襲ってくる。被弾してエンジンが炎上しだす。
急降下して消火だ。機体の限界に迫る。オーバースピード!
何とか消して、コンバットボックスに復帰する。
イギリスの飛行場に辿り着くも、ギアが出ない!
手動で無理矢理繰り出す!着陸成功!
「メンフィス・ベル」が空を飛んでいる時間は、凄まじい緊張感が支配する。
単純明快でずっとハラハラさせられる名作。
B-17の実機使えるのはずるいよなぁ
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