ミュート・ウィットネスのレビュー・感想・評価
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掘り出し物のサスペンス映画
映画館においてあったチラシを見ての鑑賞。B級サスペンスかと思っていたが(←監督さんごめんなさい)、とても良かった作品でした。ビリー役のマリナ・スディナさんがキュートで魅力満開です。(今はきれいな熟女さんかしら?)
二転三転するストーリーも面白く、ハラハラドキドキしかもテンポが良いのでの充実した98分がアッという間でした。
ヒッチコックやブライアン・デ・パルマのようなカメラアングルも見応えありでした。
声が出ないのもアリかな? 休日は「袋ください」しか言わないし
あまり点数が良くないのでガッカリしないためにマイナス要素を考えながら見てました
実は殺人事件は起こってない
ヒロインの言うことを誰も信じない
R18なのにヒロインが脱がない
ヒロインが死ぬ
最後にスタジオに戻った時に最初のスナッフフィルムのシーンにループする
とか考えましたが全部はずれで最後まで面白かったです
ハラハラしすぎて疲れたけどコメディ部分で元気になりました
初公開時タイトル:「ミュート・ウィットネス 殺しの撮影現場」エリツィン政権下のモスクワでロシア人女優を主演に撮影。二転三転畳みかけるクライマックス。デ・パルマ的な雰囲気で楽しめる。
声を出せない女優が終業後の撮影所で、本物の殺人シーンの撮影を目撃してしまう。
エリツィン政権下のモスクワで、ロシア人女優を主演に撮影されたサスペンス映画。
冒頭の雰囲気から展開など、ブライアン・デ・パルマ作品の影響大!
当時のロケ地の雰囲気も含めて、終始、億徳の雰囲気が漂う。
話ができないことに加えて、英語が通じないことの二重のハンディキャップ、映画撮影の裏側を描くメタ構造、主人公の姉と新人監督の愛すべきカップルが、時に助け、時に混乱させる展開も話を盛り上げる。
アレック・ギネスも出演。
最大のポイントが、話にたびたび登場し伏線としても機能している「本当の死に直面した時の人間の表情」。
クライマックスに畳みかける二転三転の展開が心地よい。
現在の目で見るとそうだろうとは思いつつも、大オチ、小オチ、中オチの連発がいい。
カルト的に愛される作品で、30年ぶりの復活もうなずける好編。
誰が殺人者で誰が味方なのか
これは面白かったです。
唖者としてのハンディを、サスペンスの恐怖として上手く使っています。
誰が殺人者で誰が味方なのか判らず、観客もパニックに引き込まれる。
恐怖の中で、姉夫婦がコメディリリーフとしてお話しの展開に大きく関わっていくのが、とても面白かったです。
序盤の映画製作と死の恐怖が、伏線としてクライマックスを盛り上げます。
主演のマリナ・スディナがとても魅力的。
グロさは少なめ。少々カタルシスのあるエンディングが心地よいです。
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