ミュータント・ニンジャ・タートルズ3のレビュー・感想・評価

本作からトム・クルーズとエドワード・ズウィックは『ラスト サムライ』の着想を得たのかもしれない、未鑑賞ながら冗談にもそんなイメージを持ってしまう！？

日本の戦国時代を舞台にタイムスリップ、都合よく英語で話しながら日本語も飛び交う、甲冑姿のタートルズが化け物にしか見えない、出会いと別れの感動描写が蛇足にも最後までふざけているだけなのは変わらない、これだけムチャクチャな世界観なのにニンジャは登場すらしない、挙句の果てにカッパって？

ＪＡＩＨＯにて鑑賞。

　1作目をテレビで見て以来、久しぶりに見た。タイムスリップによって人間が入れ替わるといった子供向けの設定。「江戸時代の日本の描写がおかしい」などといった議論は通用しないほど、最初から無茶苦茶だ。エイプリルが持っていたウォークマンを侍たちが切ってしまうギャグセンス。『将軍』のロケみたいだ～とか、「スズキ、カワサキ・・・」とかの日本語とか、笑える日本語ネタもある。

　日本では反乱軍が活躍。外人たちの立場がよくわからないままストーリーが進む。それにしても民衆による反乱なんて日本には少ないのに外国で作られるのは多いなぁ。それだけ日本が民意の高まりを軽視してるんだろうけど・・・