「若者の苛立ち」水の中のナイフ jarinkochieさんの映画レビュー(感想・評価)
若者の苛立ち
1962年 ポーランド映画
ポランスキーが監督/脚本だが イエジー・スコリモフスキも脚本参加
倦怠期っぽい中年夫婦が 週末のヨット遊びに思いつきでヒッチハイクの若者を誘う
(当時のポーランドにもやはり大きな格差が存在したことを知る… )
(ガシガシ働く嫁!)
オジサンは若者と小さい衝突を繰り返す
嫁が彼に同調すると、オジサンは苛立つ
心理的サスペンスということだが、密室(ヨット内)での力関係の動きが面白いかも
色々あるのだが 最後は嫁が支配か?
映画はまるで ヌーヴェルヴァーグ
オジサンは強権的な親父のようで、当時のポーランド政府のよう
また私は その名前から単純にアンジェイ・ワイダ、アンジェイ・ムンクを連想してしまった
あまりに偉大な前走者に対する愛情と尊敬と苛立ち(とてもタフ)みたいなものも表現されているのかな… と考えたりもする
アンジェイの妻が 童顔なのに胴回りがかなりなもので、若いのか、そうでないのかが判りませんでした
私は度胸があるのと胴回りで オバサンと判断いたしました
その起用に 何か隠された意味でもあるのでしょうか?
あの変な眼鏡は?
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