「作り手側の試み・戯れ・弄び」水の中のナイフ SHさんの映画レビュー(感想・評価)
作り手側の試み・戯れ・弄び
改めて見直すと、映像がカッコ良くて、絵的な組み合わせや音楽などを色々と試しているよう感じを受ける。
過去に見たときは話が全く面白くないという印象しかなかったけれど、ガキと罵り、自分を大人だと思いこんでいる金持ちが、ガキっぽい行いをするこの展開が結構面白い。
やはり3人だけしか出てこないという演出は際だっているし、少ない人数にもかかわらず映像のダイナミズムを感じるのは、やはり巨匠が色々と戯れた結果なのだろうなぁー。
ただ、迫力を求めた代償なのか、画面に余計なものが写り込んでいるカットを発見してしまって、少々引いてしまったけれど・・・
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