「能書きが多くてダメでした」マンハッタン・ラプソディ はむちんさんの映画レビュー(感想・評価)
能書きが多くてダメでした
「(求婚の)広告を出す男はオタクが多いですから」--- 1996年頃はそうだったかもしれませんね。ちょっと現代とは意識のズレを感じるセリフに思えた。アニメとか今はめっちゃオタク多い世の中ですし、映画だってよく観る人はオタクになるだろうし、時代は変わった。
「尊敬・思いやり・信頼・共通の興味...友情が結婚より長続きする理由はそれだよ」--- 友達と一緒に暮らすことはないけど、これには同感した。
ジャケ裏のキャッチコピーに「『マディソン郡の橋』のスタッフによる大人のラブロマンス」と記載されていますが、あの映画のように哀愁や切なさのある恋愛ものではありません。まぁバーバラ・ストライサンドが監督・制作・主役ともなれば、どうしてもラブコメ的でおしゃべりが多い印象。当時の考えをグダグダとセリフ化してる感じで退屈。「恋人たちの予感」みたいに話しまくって進んでいき、結局最後は結ばれる...そんな気がする流れだった。結末わからなくてもいいや。
つまらなかったので、投げやりに一気に飛ばしてブライアン・アダムスとのデュエット曲を聴きながらキスシーンしてるエンドロール観て終わらせてしまった。
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