「摩天楼を創った男」摩天楼 odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
摩天楼を創った男
若かりし頃に既成観念を打ち破られ衝撃を受けた名作である。
先駆者は常に時代の守旧派に芽を摘まれ謂れなき迫害を受けてきた。建築もしかり、華美な装飾、ローマ調を廃し合理的な近代建築の創造を目指す若き建築家の道は険しい。
彼の選択が法廷で裁かれることになる。
弁護人もなく世論は冷たい、最終弁論は本人の信念、魂の声だけであった。
観終わってやはりアメリカは凄い国だと思った記憶が蘇ってきた。
愚かさも崇高さも人の本質である、時代はその鏡に過ぎない。
もっとも未だに女心は理解を越えているのだが・・。
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