マイ・フレンド・フォーエバーのレビュー・感想・評価
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AIDSへの理解を深める
タイトルは『The Cure』で治療とか治癒とかを指している。
難病であるAIDSを治癒させようと頑張るこどもの友情が熱い。
エリックの母親が酷いので対比するデクスターの母親が過剰に評価が上がってしまう。
エリックの母親は子育てする親としてはクズの部類だが、息子の友達がAIDS患者と知ればあそこまでの拒否感はなくとも多少距離を置くのは否めない。
1997年頃は不治の病で発症すれば助からないウィルス感染症であったが、医学の進歩は確実に進み、ウィルス増加を抑える方法も出てきたらしい。
当時は無料の血液検査を勧めるCMがながれて、検査する人が増えたが喉元過ぎれば熱さ忘れる。
今は「身に覚えのある」人が検査にいく程度であるから。
母親がいかに大事か
幼くしてエイズにかかり余命わずかだが母親からとても愛されている少年と、一匹オオカミで学校でも1人だが母親からの愛情は皆無の少年の物語。
相反する2人が親友としてエイズの特効薬を見つけに行く旅に出る。
素晴らしい映画だった
子供にとって母親の存在がどれだけ大きいのかを実感させられた作品。
そして少年役がボヘミアンラプソディーのベースの人だったことに感激した
靴から始まって靴で終わる
2人の友情がとても深かった。
純粋で、いつも前向きなエリックの姿がとても心に残った。
エイズということで偏見されているのに、それを全く気にしないエリックは本当に素晴らしい。デクスターもこんなに素敵な友達と過ごせて幸せだったと思う。
そして、2人の間には愛情で溢れていた。これこそが永遠の友達だと思う。
ラストはとても悲しいが、また観たい。
ことばではうまく表すことのできない美しい物語だった。
ブラッド・レンフロくんが大好きになった。
子供の純粋さと母のあたたかさ
純粋な子どもの気持ちを感じる映画だった。
大人になったら、知識や経験からすぐに諦めたり無理だと決めつけてしまうのを子どもの時ってこんな風に希望を持って信じていれたことを思い出した。
口を出さずに子供達を優しく見守る母親に涙した。こんな母親に憧れる。
4.5
シンプルに感動した。
終わりが読めても、それでもうるっとくる。
デクスターの母親の愛情がたまらない。エリックとデクスターをとてもよく理解しているすごい人だなあと思った。
ラストにかけてたたみ込まれて、気持ちがジーンとしっぱなしだった。
そして、ラストのシーンは本当にすてき。
素直な2人の友情がとても羨ましく感じられた。
2人の旅が「スタンドバイミー」を思わせるようで、同じような感動を抱いた。
障害者とか病気の人と接するとき、ぼくはどうしても普通でいられなくなる。同情すること自体ナンセンスなのだが、誰でもこういう経験はあると思う。
「最強のふたり」でもそんなようなことがちょっと触れられていたけど、本気で理解し合うことが1番大切なんだと思った。
グッとくる映画でもあるが
観ているのが途中から辛くなってくる映画
エリックはすごいですね
友達が病気になったらあんな風に自分も接することが出来るのだろうかと考えてしまう。
さすがに雑草は食べさせませんがw
また、デクスターままも最高ですね。
本当の愛情を感じます。
だからこそ、夜泣いているところとかかなりきつかったなー
泣いた
エリックすごいなぁ。
弱ってるデクスターやそのお母さんへの言葉、名言がいっぱいあった。
友達が悩んでるときこんな風に言える人になりたい。
ラスト、意外とあっさりしてるなって見てたら、最後の最後で涙腺崩壊。
スタンドバイミー的な感動があった。
この年代の友情って特別だよね。大人になってから同じような友達作ろうと思っても難しい。
シンプルに泣ける
国によって泣きのツボは違うらしく、
泣けるといわれる洋画を見てもなんか違うと感じることが多いけれど
この映画はストレートに突き刺さった。
話自体は単純。
大人であればあるまじき行為の数々もリアリティを削ぐものではなく、
子どもならありえるというか懐かしさすら感じる。
演出はあざとすぎもせず、地味でもなくで丁度いい。
内容も予想通りなのに、それでも人の心を動かせる映画は中々ないと思う。
演技もかなり魅入った。
子役2人はもちろんだけど、母親がまた素晴らしい。
子どもへの愛がすごい伝わってきた。
小学生の頃に好きで何回も観ていたものを約10年ぶりに。 うーーん、...
小学生の頃に好きで何回も観ていたものを約10年ぶりに。
うーーん、やっぱすき。
2人の少年がそれぞれ可愛過ぎるし、お母さんおちゃめだし、あとは新しい観点だけど、コンバースをメインに、プーマアディダスと、スニーカーに目がいく。
そしてラストにかけてたたみかけるように涙が止まらない。こんなに泣いたの久しぶりってくらい。
しばらくしてからもう一度観たい。
ブラッド・レンフロの輝きは生き続ける
ちょっと生意気な悪ガキ、エリックが(レンフロ)隣に住むエイズの男の子デクスターと友達になり、やがて心を通わせるうち2人はエイズの特効薬を探し始める。
入り組んだストーリーなどは全くなく、ラストへの展開は予め分かっています。
11歳の少年であるデクスターは、やがて迎えるであろう死を自分なりに受けとめ哀しみを隠し、彼に少しでも楽しい時間を作ろうと努力している母親に対し子供なりに健気に死の恐怖と戦いながら生きています。
少年たちには共通していることは父親がいなくて、母親と2人暮らし。
エリックの父親は家を出て若い女性と暮らしています。彼の母親も1人で家庭を支えていかなければならず毎日必死、形相はいつも険しく常に息子に背を向けた状態。
同じ家族構成であってもエリックの母親には何かが抜け落ちています。
心が通いあっていないのに半ば暴力で自分の言いなりにさせようとします。
もしかしたら息子に自分たちを捨て、若い女性と暮らす夫の姿をみているのかもしれない、また毎日クタクタになるまで懸命に働いてるのにそれを認めない我が子が腹立たしいのかもしれない。
または、仕事が精一杯で年頃の息子にどう接して良いか分からないのかもしれない。
彼女は息子をエイズの子供に近づけたくないという偏った思考があり、デクスター家族と関わっていると知ると暴力で引き離そうとする。
理想の親子像ではあるが、いつ逝ってしまうかわからないデクスターと健康だけど愛情に飢えているエリック…
黒のコンバース(ハイカット)のアップから入るこの作品は全編を通してこのコンバースが2人の友情を示すディテールとして面白くそしてもの哀しく使われている。
デクスターの母親とエリックの繋がりを描いている部分もホロっとさせられ、特に後半部分ではしゃくり上げのボロ泣きになりました。
エリックがしたこと…病気の子供を連れ回したり、映画(ショーン・コネリー主演のザ・スタンド)を観て雑草を摘んで煮立てて呑ませたりといった行為は大人からすればとても危険で無謀に見えるが病気のデクスターに変な同情を示さず、普通に(...というかむしろ悪ガキ)接しているのができそうでなかなかできないことであり、ストーリーの展開に深みを与えているところです。
デクスターの母親を演じたアナベラ・シオラも表情が生き生きしていて素敵でした。
ブラッドは亡くなってしまったけれど、彼の作品そして輝いていたあの表情や演技は不滅です。
早くからDVD化を待っていました…欲をいえばブルーレイで観たかったです。
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